お笑いコンビ・TKOの木本武宏が投資トラブルを抱えていると、一部スポーツ紙が7月21日に伝えた。テレビ・ラジオ各局に出演辞退を申し入れ、収録済みの番組については出演シーンのカットを要望しているというから、ただ事ではない。
報道によると、木本がメディアへの出演を自粛する理由は5億円以上にも及ぶ投資トラブルだという。木本は親交のあるタレントや後輩芸人、スタッフらに投資話を持ちかけて金を集めていたが、一緒に投資を進めていた人物が雲隠れ。木本の元には集めた金は残っておらず、返金は困難な状態だとか。今後、警察沙汰に発展してもおかしくない話だ。
木本が持ちかけた投資案件、一緒に組んでいた人物の素性など不明な点は多いが、番組出演自粛を申し出たことをみると、本人も非があることを認めていると解釈できそうだ。木本の真意はどうなのか。集めた金は返せるのか。かつてブログではこんなことを語っていた。
「今から9年前、『情けない』と題した2013年7月9日更新のブログです。ある芸人が、盗んだ自転車をネットオークションに出品して逮捕されたことについて述べています。その芸人に対して『楽して金稼ぐことに頭使うぐらいならネタ考えろよ』と苦言を呈していますが、その言葉は今、ブーメランとなって自分に返ってきたのではないでしょうか。投資で楽して儲けようとせず、その時間を笑いに費やしてほしかったものです。また、『仕事できる体であればいくらでもお金を稼ぐ方法はある』と説き、自身がマンションの清掃のバイトで食いつないだという苦労話も披露しています。投資トラブルの金額は大きいですが、木本の言葉を借りれば〝仕事できる体〟であれば、いくらでも稼いで返せる方法があるということでしょうか」(芸能記者)
まずは、事の真相を明らかにすべきだろう。
(石田英明)