EXIT兼近の「24時間マラソン」挑戦が“死を招く”と危惧される2つの理由

 今年の「24時間テレビ『愛は地球を救う』」で、チャリティーランナーに起用されたEXITの兼近大樹が6月27日、抱負を口にした。

 8月27日から28日にかけて生放送される予定の同番組。兼近は東京・汐留にある日本テレビにて行われた制作発表会見に出席。ランナー挑戦に関して「こんな、まともじゃない人間が走るんだと、自分でもビックリした」と驚きつつ、「こういう見た目の奴が一生懸命走っている姿を見せて、ふさぎ込みがちだった世の中を少しでも明るくしたい」とコメントしている。

 続けて「今回、真剣に走ろうと決めているが、キツいなと思ったら序盤で諦めるかもしれない。諦める勇気も与えられたら」と、まさかのリタイアの可能性を仄めかし、その場を盛り上げた。

 恒例のチャリティーマラソンだが、リレーではなく、ランナー1人で走り切るスタイルは2017年以来5年ぶり。兼近は今月2日放送の「ABEMA Prime」(ABEMA)でも「人生で初マラソンなので、早めのリタイアもあり得る」とし、「ドキドキしながら見てもらいたい。あんまりツラい表情を皆に見せるのもどうなのかなと思うので、なるべく明るくいこうと考えている。全然感動しないゴールになりそうですよね」と語っていた。

「チャリティーランで途中棄権したのは1992年、間寛平の走行ルートに野次馬が殺到したためやむを得ず中断したのが1度あるだけ。もし兼近が体力的な理由でリタイアすれば、同番組史上初めてとなります。もちろん、兼近は冗談のつもりで口にしたのでしょうが、真剣に無理をせずにリタイアをしたほうがいい理由が2つあります。1つは、今夏の異常なまでの暑さ。いまも全国各地で35度を優に超える猛暑を記録しており、これは8月に入っても続く予報です。もともと真夏のマラソン開催には『事故が起きる前に辞めた方がいい』『死を招く』という警告的意見がありました。そして2つ目が、昨年10月にYouTubeの企画で判明した、兼近がブルガダ症候群に罹患している可能性。医師から心臓突然死に繋がるリスクを指摘されており、兼近自身も、普段からフワッとした失神のような症状が頻繁に起こり、寝ている最中に苦しくて起きてしまうこともあると話していました。それもあり、ファンからは『すごく危険な気がする』『猛暑と心臓のWパンチで怖い』『心臓に疾患あるのにマラソンなんてさせたら…』など心配の声があがっています」(芸能ライター)

 なお、例年の同マラソンでは平均で100キロ前後の走行距離となっているが、フリーアナウンサーの徳光和夫から「150キロくらいいけるんじゃない?」と聞かれ、兼近は「今のところはまだ(正式な距離は)決まっていないですけど、できない感じにみせています」と答えていた。

 くれぐれも無理をしないよう、“勇気あるリタイア“を念頭におきつつ、チャレンジしてほしいところだ。

(木村慎吾)

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