6月3日(金)まで発売中の5億円「ドリームジャンボ宝くじ」。昨年は開幕から大活躍をみせていた阪神タイガースの佐藤輝明選手に乗って「阪神・新人王の法則」で夢の億万長者を目指したものの、肝心の佐藤選手が後半戦で失速し、新人王にも落選。そこで今年は、矢野監督の「退任表明」に乗り、阪神歴代監督「最終年の法則」でリベンジだ。
現在発売中の「ドリームジャンボ宝くじ」は1等3億円が12本(12ユニット)、1等の前後賞1億円(24本)を合わせて5億円。同時発売の「ドリームジャンボミニ」も1等3000万円が20本(5ユニット)、前後賞を合わせて5000万円という、まさに夢の賞金ラインナップである。
さらに昨年と大きく異なるのが100万円以上の当選本数。ジャンボが192本→900本、ミニが72本→560本と大幅アップしているだけに、今年は是が非でも当てたいところだ。
長年、週刊アサヒ芸能で攻略法を生み出している宝くじアドバイザーの長利正弘氏が解説する。
「16年に『巨人軍監督の法則』を発見し、19年には推奨した組番号が2等で出現したように、ドリームジャンボはプロ野球との関連が深いんです。昨年は佐藤選手の新人王とはなりませんでしたが、阪神で新人王が誕生した年にしても、その選手の背番号が組番号か10万台と必ず連動している。それもドリームジャンボ誕生の記念すべき80年の新人王が岡田彰布元監督で、それ以降も5人の〝若トラ〟の背番号が1等当せん番号とリンクし続けています」
ただしこの法則は、阪神から新人王が誕生するか否かが、ドリームジャンボ発売時点ではわからないのが難点だった。しかし、
「実はもう一つ、阪神歴代監督『最終年の法則』というのを発見しました。通年であればこちらも狙い撃ちするのは難しいのですが、今年は矢野監督がシーズン前に今年限りでの退任を表明しています。まさに千載一遇のチャンスですね」
阪神の監督が辞めた年の1等を見ると、近3回は組番号の十位が全て「8」。さらに00年以降の6回では組一位が427〈9〉72の順。11年の〈9〉を境にして〈4←2←7←〈9〉→7→2→?〉と規則正しく並んでいるのだ。
「『7』『2』ときているので、今年は『4』が最有力候補になり、組番号の本命は『84』です。そして押さえが『89』。組一位に『9』を選んだ理由は、生え抜きではなく、優勝経験がない監督が辞めた年は、1等&2等の組一位で頻出しているからです。金本知憲監督だけ当てはまりませんが、真弓明信監督は1等で『9』、野村克也監督は1等で『4』、2等で『9』が出現。さらに81年までさかのぼると、中西太監督も1等で『4』、2等で『9』という具合です」
監督時代に「苦しむ」の暗示ではないだろうが……。
*ドリームジャンボ5億円を「阪神監督最終年の法則」で獲る【2】につづく