「ゴチになります」千鳥ノブの的外れなツッコミに視聴者が困惑

 5月5日放送の「ぐるぐるナインティナイン 2時間SP」(日本テレビ系)の番組恒例企画「ゴチになります!23」の中で、千鳥・ノブ(42)が池田エライザ(26)に的はずれなツッコミをするシーンがあり、視聴者の間で話題となっている。

 この日の放送では、スペシャルにふさわしい高級フレンチレストランを舞台に、ヒコロヒー、桂宮治をゲストに迎え、ゴチバトルを開催。レギュラーメンバーのエライザが「甘鯛の鱗焼きと雲丹のアンサンブル カブのピューレ」を食べるシーンでは、ノブのツッコミが炸裂した。

 エライザは料理を味わうと「美味しいこれ。優しいの一言に尽きるというか、雲丹は今まで食べた雲丹の中でも1番“こっくり”している雲丹なんで、すごい優しい白身魚と、“こっくり”した雲丹がアンサンブルしてますね」と絶賛。これにノブは「“コックリ”ってなんですか?」「コックリはもう10円置いて手が動くやつなのよ」とエライザの食レポ表現にツッコミ。岡村もこれに乗っかり「コックリさんな、コックリさんの呼び捨てやからな。コックリ」と被せた。

 エライザが雲丹の味を表現するのに使った「こっくり」の意味は、もちろん占いの「コックリさん」ではない。「こっくり」を広辞苑で引くと「色などが、じみに落ち着いて上品なさま。食物にうまみがあって味わいが深いさま」とあり、最上級の雲丹を讃える言葉としてはおかしくないだろう。

 この一連のやり取りは視聴者から《こっくりって、料理本や料理番組でも使うスタンダードな表現なのにノブは本当に知らなかったのかな?》《出演者みんな意味分からなかったの?周りがエライザをフォローしてあげろよ》《お笑い的にしたかったのかもしれないが、ガチで知らなかったならこのツッコミは恥ずかしい》と言った声があがった。

 グルメ企画にレギュラー出演している以上、食レポ表現の知識はしっかり備えた上でキレキレのツッコミを見せてほしいものだ。

(浜野ふみ)

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