プロ野球「お笑い交流戦」(1)西武・山川穂高の“どすこいポーズ”誕生秘話

 今年もプロ野球のセ・パ交流戦が大きな盛り上がりを見せている。各球団がジメジメした梅雨を吹っ飛ばす熱い戦いを繰り広げる中、その知られざる舞台裏をクローズアップ。すると、パ6球団では本家・吉本興業も顔負けの〝ドタバタ劇場〟が展開されていたのである。

 昨年のリーグ覇者・西武がパの混戦から抜け出せないまま、交流戦に突入。開幕投手となったエース・多和田真三郎(26)が乱調続きで、5月25日にはついに無期限二軍調整を言い渡されていることも無関係ではあるまい。メジャー移籍した前エース・菊池雄星(27)の穴埋めとして期待された昨季の最多勝右腕に、いったい何が起こっているのか。深層を探ると、美人妻の存在が明らかになってきた。

「不調の原因としてささやかれているのが、一昨年オフに結婚した奥さんに入れ込みすぎていることです。元札幌のホステスだった奥さんとはデキ婚でしたが、とにかくメロメロ。試合前でも駐車場に呼び出され、車内でイチャイチャ、キスしてるんですよ。ミーティングに遅れることもあり、『多和田は常に監視されているようだ』と噂になるほど。キャンプ時も奥さんがずっと現地にいて、多和田は宿舎をよく抜け出していましたね。奥さんは報道陣も泊まるホテルに宿泊していたので、夫婦の『密会シーン』は多くの関係者に目撃されました」(球団関係者)

 それだけならまだほほえましいが、話はこれだけで終わらなかった。

「今年の年明け、自主トレの期間中に行方不明騒動があったんですが、実は奥さんの実家・札幌に帰省していたんです。暖かい自分の地元・沖縄で自主トレしていればいいものを、案の定、札幌ではロクに走り込みもしていなかったようです。素人の義兄から『指トレがいいんじゃないか』と勧められ、ビール瓶なんかを指に挟む不可解なトレーニングだけはしていたそうで。キャンプ中も『実際に指の力が付きました』と豪語していたのですが‥‥。シーズンに入ったらボロボロで、1勝しかしていません」(スポーツ紙デスク)

 ただし、西武には不安な投手陣をカバーできる12球団随一の山賊打線が控えている。その筆頭が、年間65発ペースで本塁打争いのトップに立つ山川穂高(27)だ。大相撲の御嶽海に顔が似ていることから発案した新パフォーマンス「どすこいポーズ」も大好評で、

「昨年、後輩の山田遥楓(22)がプロ入り初ホームランを打った際に『熱男〜っ!』とソフトバンク・松田宣浩(36)をマネて叫んだらスタンドが大いに盛り上がったんです。それを見て山川は『俺もやりたい』となって『どすこいポーズ』を考案。わざわざ本家の松田を食事に誘って『どうですか、どすこい?』『めっちゃおもしろいな』と公認を得た」(スポーツライター)

 今季から、本塁打を打つたびにやりまくっているのだ。

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