生放送中にTwitter更新、三浦瑠麗氏のスマホいじりが許される理由【2022前半BEST】

 深夜の討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で、いまや常連パネリストとなっている三浦瑠麗氏。同業者もうらやむ人気の国際政治学者だけに、視聴者の目はその言説行動の一つひとつに向けられて……。(3月22日配信)

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が生放送中にスマホをいじっていたため、一部の視聴者からツッコミが入る一幕があった。

 3月18日深夜放送の討論番組「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)では「激論!ウクライナ侵攻 ド〜なる!?世界、ド〜する!?日本」と題して、元防衛大臣や現職の国会議員、大学教授らをパネリストに迎えて激論を交わした。

 番組中盤、司会のジャーナリスト・田原総一朗氏と元外務省専門分析員で神田外語大学教授の興梠一郎氏が中国のスタンスについてやりとりした。3月18日に行われたテレビ電話による米中首脳会談に話が及ぶと、興梠氏は中国側の変化として「要するにウクライナともロシアとも仲良くしたいので。どちらにもいい顔をしたい」「西側のプレッシャーが強くなってきているから、あまりロシア寄りでいると国際社会から非難されるっていうのがあるので」と、中国国内でもウクライナの被害状況をメディアが報じはじめている現状を伝えた。

 さらにロシア側への経済制裁について、「ある程度、制裁、制裁ってことに関してはですね」と興梠氏が述べると、田原氏は「え?」と聞き返し、興梠氏は「制裁に関しては積極的に、『制裁賛成』とは言ってない。『制裁反対』って言ってますけど、公には。しかし中国企業は取引を控えているんですよ」と、事実上は民間レベルで制裁が行われている点を指摘したのだが…。

「このやりとりで田原さんは何度も『え?』と聞き返しながらも興梠氏の話に興味津々のようで、『バイデン・習近平会談をどうとらえていますか?』『もっと具体的に聞きたい。バイデン・習近平会談をどうとらえていますか?』『だから停戦に協力しようと思ってるわけ?』『なんで?』『じゃあ、なんでなの?』と話を聞きだしていました。2人のやりとりは約7分にわたりましたが、時折、興梠さんを横からとらえたアングルに切り替わると、隣の席の三浦瑠麗さんが映り込む形に。2人のやりとりをよそに、テーブルの上にスマホを取り出して、何やらスクロールしている様子でした。これに気付いた視聴者からはSNS上に《三浦センセイ、生放送中にスマホ》《本番中にスマホいじるのは大丈夫なのか》といったツッコミがアップされていました」(メディアライター)

 三浦氏はちょうど番組がオンエアされていた時間帯に自身のTwitterに「生放送中です。ウクライナ侵攻の受け止めと解釈をみなで話しています」とのコメントをアップしていた。しかし、三浦氏がスマホをいじっていたのは別の理由があったようで…。
 
「田原さんと興梠さんのやりとりの後、中国の役割について話を振られた三浦瑠麗氏は、スマホを見ながら『中国政府の出した資料見ましたけども…』と、『ロシアとウクライナ、双方の安全保障上の懸念を緩和するために…』と気になる一説を紹介しました。スマホをいじっていたのはこの資料を読み込むためだったようです」(メディアライター)

 フォロワー36万人超というインフルエンサーだけに、あらぬ疑いをかけられてしまったようだ。

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