4月4日の記念すべき第1回放送が3.2%と低調なスタートを切ったフジテレビの情報番組「ポップUP!」。ネット上では《ヒルナンデスの劣化版か》《バイキングのほうがマシ》といった酷評コメントが目立つが、4月8日には金曜レギュラーの高岡早紀と平成ノブシコブシ・吉村崇が初出演。バチバチの掛け合いで番組を盛り上げた。
番組冒頭で吉村が高岡の素顔を暴露。「本番はじまる数十秒前、1分くらい前にホットのコーヒーなみなみ入れて」「『これ間に合いませんよ!』って言ってんのに」と、オンエア直前までのんびりしていた高岡の様子を明かし、最初に2人が交わした言葉が「ギンギンだよね」だったことが進行役の佐野瑞樹アナによってバラされた。
さらに「スターニュース速報」のコーナーでは俳優の鈴鹿央士がゲスト出演。鈴鹿は異性に対してキュンとなるポイントに、「ありがとう」の言葉をあげ、「たくさんありがとうって言える人は素敵だなって」と語ると、吉村が「せっかくですから。女性メンバーいらっしゃいますから。ちょっとやってもらいましょうか、高岡さん。まず、ビシッと」と振れば、高岡は信じられないといった顔つきで、「何そのムチャぶり」「今、話を聞いてたの。央士くんの」と返せば、吉村は「どうやったらキュンとするのかなと思ったから、やってくださいって、その…」と言い訳。これに高岡はジェスチャーをまじえながら、「だから、どういうことだったらキュンとするのか、を聞いてからじゃないと、『やってよ!』とか言われても、そんなのできませんよ」と反論。
このやりとりに、佐野アナからは、「初回からモメている〜」と実況風のコメントが差し込まれて、スタジオには大きな笑いが起こった。それでも引き下がらない吉村は「曜日パーソナリティーですよ。俺のほうが偉いんですよ、たぶん」と語り、これには高岡も苦笑いして「偉いとは言ってないよ。吉村さんが責任取るんだってって言ったけど偉いとは言ってないからね」と釘を刺した。
番組内では二択もしくは三択のクイズが出題され、高岡を含むレギュラー陣が回答していった。そんな中で、良い睡眠をとるために、「辛い料理を食べるならいつ?」という問題に、高岡は「A:昼食に食べるのが有効」と答えたものの、正解は「B:夕食に食べるのが有効」というものだった。
不正解を出した高岡に、またしても吉村がかみつく。「高岡さんが…今日1日ぜんぜんクイズ当たんないんですけど、なんなんですか」「唯一、一問も当たってないですけど」と、ツッコミを入れると、高岡は口をおさえて照れ笑い。「でもこれクイズ番組じゃないでしょ」「なんで当たらなきゃいけないの」と反論し、またしてもスタジオは大盛り上がりとなった。
ネット上では《高岡vs吉村のバトル、ガチでおもろい》《2人のケンカ芸クセになる》《金曜だけは見ようかな》といったコメントが見られた。視聴率低迷がささやかれる中、生放送で自由にふるまう高岡早紀が番組の救世主になるか。