「本格復帰が難しい」東出昌大と木下ほうかに予想される“第2の人生”

 女性問題の発覚は俳優生命を奪いかねない。特に注目度の高い“文春砲”を食らったタレントは、再起不能レベルまで追い込まれる。もちろん身から出た錆なのだが、なかには芸能界をあきらめて第2の人生を選ぶ者もいるだろう。

 2020年1月、女優の唐田えりかとの不貞が発覚したのは俳優の東出昌大。同年8月には妻で女優の杏との離婚が発表され、3人の子供の親権と自宅の所有権は杏が持つこととなった。多額の違約金も抱え、仕事は激減。21年10月には撮影場所にハーフ美女を呼び寄せたことが報じられ、今年2月に「これ以上共に歩くことはできない」と所属事務所から専属契約を解消された。

 俳優業でメシを食っていくのは難しくなったが、東出は狩猟免許と猟銃の所持資格を持つ。過去には子鹿を仕留めた経験もある。今年3月の「週刊女性」によれば、東出は写真集の仕事をきっかけに狩猟を始め、「猟師になりたい」とも話していたようだ。長身イケメンの猟師誕生となるか。

 最近では今年3月、俳優の木下ほうかに“文春砲”が炸裂。自分の立場を利用し、複数の女優に不適切な行為を強要したと報じられた。この報道を受けて、木下はツイッター上で謝罪し、芸能活動の無期限休止を発表。所属事務所からもマネジメント契約を解除された。

 木下は一風変わったアルバイト経験がある。16年7月に放送されたバラエティ番組「マルコポロリ!」(関西テレビ)に出演した際、艶系ビデオの雑用バイトをしていたことを告白。撮影中、女優がムチでヒップを叩かれるシーンを拒否したため、木下が代わりに下半身を出して叩かれたこともあったとか。ここは原点に帰って、もう1度雑用バイトから始めるという手もあるだろう。

「東出も木下も芸能活動の本格復帰は難しいと言わざるを得ません。女性スキャンダルが俳優生命を奪いかねないということを、身を持って思い知ったことでしょう。とくに木下ほうかや、その前に文春砲を浴びた榊英雄監督のケースは、単なる不貞ではなく、キャスティングを餌に被害女性に行為を強要した性加害。悪質度がまるで違います。木下が雲隠れしたために、さらに事態は悪化したとの意見もありますが、たとえすぐに謝罪会見を開いていても、コトがコトだけに性的ハラスメントの詳細を記者に突っ込まれて火を大きくするだけ。まずは被害女性にお詫びをし、許しをもらうことが先でしょう」(芸能記者)

 やはり元のポジションに復帰するのは極めて難しそうだ。

(石田英明)

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