人気ラッパー・宇多丸に文春砲!?「ピエール瀧襲撃事件」の顛末を告白

 人気ラッパー・宇多丸といえば、ヒップホップグループ・RHYMESTERのMCとして活躍。映画評論家、ライターなど様々な肩書きを持つアーティスト。3月31日、パーソナリティを務めるTBSラジオ「アフター6ジャンクション」において、過去の“襲撃事件”の顛末を明かしてリスナーをザワつかせることとなった。

 番組冒頭、宇多丸は「今日発売の『週刊文春』にちょっと、ドカンと私のとある記事が…」と話し始めると、番組パートナーの宇内梨沙アナが「え!?」と驚きの声をあげる。「文春砲じゃない。文春砲じゃない」とすぐさま宇多丸は否定。続けて種明かしをするには、「週刊文春」(4月7日号)の人気連載「新 家の履歴書」に宇多丸が取り上げられたとのこと。毎回、有名人が登場し、思い出深い家の間取りをイラストで紹介。その人の半生を掘り下げていくというコーナーだ。
 
「家の履歴書というね、その歴史ある、非常に出ること自体が光栄なところにお呼びいただきまして恐縮でございます」と語った宇多丸。「文春砲ではございません」と改めて否定し、「幼少時から引っ越した文京区内でね、引っ越したりとか」「宇多丸家襲撃事件の舞台となった、いちばんなんて言うんですかね。客観的に思えばゴミ屋敷みたいな。ゴミじゃないんですけどね。DVD、本なんですけど、これはゴミじゃないって言うんだけど、客観的に見たらヤバい部屋であることには間違いないという」と、かつてゴミ屋敷状態の部屋で寝起きしていたことを明かした。

 実際に「週刊文春」の連載をチェックすると、「物であふれかえった代々木八幡の部屋」と題されたイラストが掲載され、2DKのマンションの部屋は全体的に本などであふれかえっていた。記事によれば、当時、誰も家に入れなかったが、2009年にラジオ番組の忘年会で同席したピエール瀧、水道橋博士らが「宇多丸君ち行こうよ!」と言い出し、宇多丸は拒否したものの、半ば強引に宇多丸家を訪問。みなで「ゴミ屋敷だ」と騒ぎまくったという。

 ラジオで宇多丸は “襲撃事件”について「ピエール瀧さんに強行突破された」と告白。「夜中よ。宇多丸く〜んと入ってきて、(本の)山の上にわざと転んだりとか。あとスニーカーが積んであるんだけど、『宇多丸くん、これちょうだいよ〜』って。『やめてくださいよ、帰ってくださいよ』、ずっと瀧さんに腹パンして『早く帰って』『早く帰って』。そういう感じ」と顛末を語った。

「宇多丸さんはピエール瀧さんらに襲撃されるまで、大量に積まれた本は『これだけ読んだ』という自信にもつながることから自分の『鎧』『城』のような存在だったのが、この事件をきっかけに、逆に弱点だと悟ったそう。次に引っ越した時にはキレイさっぱり物が捨てられたようで、宇多丸さんにとっては思い出深いエピソードになったかもしれませんね」(芸能ライター)

 13年前の出来事とはいえ、あまりのインパクトの大きさに、これからも語り継がれていくのだろう。

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