非接触ICカードの欠点がテレ東旅番組で明らかに!朝日奈央も驚愕のアクシデント発生

 昨年9月、Suica・PASMOなど交通系ICカードの発行枚数が2億枚を超え、もはや我々の生活に欠かせないアイテムとなった。iPhoneなどスマートフォンに内蔵して、電車から買い物まで1日に何度も利用している人も少なくない。そんな非接触ICカードの弱点が思わぬところから明らかになった。

 それは3月5日の「土曜スペシャル」(テレビ東京系)で放送された「ザキヤマの街道歩き旅」でのワンシーン。旅人のアンタッチャブル山崎弘也、元サッカー日本代表の中澤佑二、タレントの朝日奈央の3人が、バスを降りようとしたときのこと。朝日が運転席横の支払機で両替を行い、支払箱にお金を入れようとした、そのときだ。交通系ICカードを出してもいないのに、支払い機のタッチ部分が反応し「ピッ」という音とともに支払いが完了してしまったのだ。

 どうやら、朝日がお金を料金箱に入れようと体を近づけたときに、コートのポケットに入っていたSuica内蔵のスマホがタッチ部分に近づき、反応してしまったようだ。

「交通系ICカードは、改札を“タッチ&ゴー”で通過できるようにするため、近づけただけでチェックできるように設計されています。スマホも同様で、ロックを解除しなくてもかざすだけで支払いができてしまう。そのため、持ち主が気づかないうちに支払いが完了してしまう可能性があると指摘されています。また、カードを拾った人に利用されるというデメリットもある。今回の放送は、その弱点を改めて知らしめたシーンと言えます」(ITメディアライター)

 利用されたとしても少額なのでダメージはそれほど大きくはない。だが、できれば防ぎたいものだ。

「iPhoneであれば、『エクスプレスカード』に設定しない方法があります。エクスプレスカードはスマホのロックを解除しなくても利用できるので、あえてそれをしないで使う。ただ、“タッチ&ゴー”ができなくなるので、非接触ICカードの魅力はなくなります。やはりエクスプレスカードに設定して、こまめにチャージするのがいいかもしれません。カード残高を低めにしておけば、使われてもそれほど痛くありませんから」(前出・ITメディアライター)

 まずはなくさないように気をつけることだ。

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