カラダの上にカップを乗せ、テーブルクロス引きを成功させるなどの独特なチャレンジ動画が海外で大バズりしたのは、お笑い芸人のウエスPだ。TikTokでは1250万人ものフォロワー数を持ち、動画の再生数は1億8000万回を超えるものもある。
そんなウエスPの後を追いかけてか、芸人たちが続々とTikTokに進出。霜降り明星・粗品やチョコレートプラネット・長田庄平など、ウエスP同様に海外向けのノンバーバル（非言語）動画を投稿し、どちらも80万人ほどのフォロワー数を達成している。
海外の視聴者に向けた動画はターゲット層が広いためバズりやすく、いわゆるネタ動画よりフォロワーを増やすことができるため、力を入れるTikTokerが多いようだ。
そんな中、日本人をターゲットに絞ったネタ動画で人気者となった芸人がいるという。SNSに詳しいライターがこう話す。
「お笑いコンビ・さくらだモンスターのしょっぴーです。現在TikTokは11万人、YouTubeでは5万人と多くのフォロワーを持つ彼が披露するのは、圧迫系面接官を論破する就活生や大学生カップルにありがちな会話などのあるあるネタで、中には400万再生を超えるバズり回も。モデルの森泉の顔真似も得意とするしょっぴーが、動画の中で披露する煽り系のドヤ顔がクセになる視聴者も多いようです。5月24日には、『少しだけ悲しくなる瞬間』というタイトルでグラドル・小阪由佳とのコラボ動画を投稿。彼女をナンパするも完全無視され、悲しげな顔をするしょっぴーの姿は視聴者の笑いを誘っていました」
今年中にフォロワー数20万人を目指しているというしょっぴーのあるある動画は、今後もファンを増やしていきそうだ。
（佐藤ちひろ）
