1月9日、霜降り明星・粗品がYouTubeチャンネルを更新。自身がレギュラー出演するバラエティ番組に対し、怒りを露わにした。
「粗品はその動画で、2日に放送された爆笑問題と霜降り明星がMCを務めるバラエティ特番『芸人シンパイニュース』(テレビ朝日系)の収録を振り返りました。粗品によると、スタジオで師匠として敬愛する中田カウスに関するトークを披露したそうなのですが、オンエアではオチをカットされ、フリの部分だけが使われていたのだとか。この編集により、まるで粗品が中田をイジっているかのように映っていたらしく、『今でも腹立ってるんですけど、普通に。もう出えへんし、シンパイ賞、マジで!』と、今後番組のオファーを受けないと宣言。また、テレビでトークがカットされることは珍しくないと語りつつも、『(シンパイニュースは)芸人に愛あるみたいな感じでやってんねんやったら、お前レギュラーの演者に愛ないやんけ。これマナー最低やから』『カウス師匠が怖いからとかそういうのじゃなくて、愛あるから俺、カウス師匠に』と、番組の編集に怒りを爆発させました」(芸能記者)
そんな粗品が降板を示唆した「シンパイニュース」は、人気芸人たちに起きた「シンパイな事件」を笑いや愛情を交えてイジっていく番組で、お笑いファンから高い支持を得ている。それだけに粗品の今回の発言に、ネットでは「粗品が“もう出ない”って言ってるの、めちゃくちゃショック」「霜降りと爆笑問題の絡みが大好きなのに」と嘆く声が相次いでいる。
また、一部では松本人志の件を思い出したという声もあがっているという。
「松本といえば過去、バラエティ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)に出演していたものの、野球中継でSPが潰れたことに大激怒し、そのまま番組が打ち切りになるという騒動がありました。この件について松本は2021年放送のバラエティ番組『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)の中で『(関係者から連絡の)一報がほしかったんですよ。それが一切なくて。あの時『ごっつ』のSPで結構自信あって“めちゃくちゃおもしろいもん撮れた! ぜひ見てほしい”と思ってたら、野球の延長で急にバーンって…』と回顧。そして、『ちょっと血気盛んなときだったから、ブチッってきちゃって「やめじゃー!!」って』と、当時の心境を明かしていました。そういった過去もあり、今回の粗品の激怒にネットでは『松本人志のように降板するのか?』といった声も。松本も粗品も、思い入れの強い番組だったからこそ、関係者と意思疎通できていなかったことがショックだったのかもしれません」(前出・テレビ誌記者)
深夜枠時代を含めると、2019年から放送されている「シンパイニュース」。はたして、粗品の降板によって今年の放送がラストとなってしまうのだろうか。