「ラヴィット!」でさく裂、おいでやす小田が発した放送禁止ワードとは?

 番組MCの川島明が新型コロナウイルスに感染したことで、毎回、代打のMCがトレンド入りとなっている朝の情報バラエティー「ラヴィット!」(TBS系)。2月7日の放送回では、2月12日にゴールデンSPが放送されるネタ見せバラエティー「あらびき団」から、ライト東野(東野幸治)とレフト藤井(藤井隆)のコンビが番宣を兼ねて代打MCを務めたのだが…。川島不在のタイミングで不謹慎な「放送禁止ワード」が飛び出してしまったという。

 この日、オンエアされたコーナー「木南晴夏のパン部」でのことだった。芸能界随一のパンマニア・木南がWエンジンのチャンカワイと三軒茶屋の人気店を訪れた。なんでも、惣菜パンが人気のようで、そのレパートリーは20種類におよぶという。そこで木南はこんなクイズを出題。

「ここは惣菜パンがおいしくて有名なんですけれどもその理由はなんでしょう?」

 これにはチャンカワイが「クックパッドですか?」と答えるも不正解。そこで番組キャラクターのラッピーが「朝ドラ俳優のおいでやす小田さん、7秒でお答えください」とクイズを振ったのだが、おいでやす小田の答えは「え〜……化学調味料」というものだった。これにはMCのライト東野も苦笑い。気になるクイズの正解は「パン屋がレストランの姉妹店だから」というものだったが、のちにこの「化学調味料」というワードが物議をかもすことに…。

 それからほどなくして、現在、療養中の田村真子アナにかわってピンチヒッターを務める山本里菜アナがこのように発言を訂正した。

「先ほど小田さんから調味料に触れるお話がありましたが、うまみ調味料のことでした」

 この訂正に、一部視聴者の間では《化学調味料って言ったらアカンやつなのか》《食品メーカーがスポンサーだったら確かにマズイよな》《化学調味料って最近聞かないと思ったら放送禁止ワードだったんだ…》と話題にのぼった。

「化学調味料とは、もともとは民間企業の製品名を出せないNHKが使いだした用語だと言われています。しかし近年は『化学』という言葉のイメージの悪さからか、うまみ調味料という呼称が一般的。おいでやす小田さんも咄嗟の解答だったと思いますが、編集でカットできないだけに、生放送の怖さを思い知らされたのではないでしょうか」(エンタメ誌ライター)

 おいでやす小田には、今回の苦い経験をもとに“うまみ”のある仕事を増やしていってほしい。

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