“日テレらしくない”を一蹴!鷲見玲奈「ズムサタ」司会起用に「あの先輩とは根本的に違う」好評のワケ

 フリーアナウンサーとして、いまや田中みな実に次ぐ人気といっていいのが、元テレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈。そんな鷲見アナが4月から日本テレビの土曜朝の人気情報番組「ズームイン!!サタデー」の総合司会を務めることが22日に発表されると、賛否さまざまな声が上がった。

「所属事務所セントフォースの先輩である望月理恵アナの後任ということで、事務所にとっては逃したくない番組枠ですから、人気者の鷲見さんが推薦されたことは容易に想像がつきます。でも、司会就任が発表された当初は、『好感度を重視する日テレらしくない人事』『望月さんの清純イメージとは正反対』『日テレ内にもっと優秀な人がいるはず』など、否定的な意見が目立っていました。鷲見さんのタレント的人気が番組イメージに合わないという声ですね」(エンタメ誌ライター)

 この日、VTRで登場した鷲見アナは「ズムサタをご覧の皆さん、おはようございます。鷲見玲奈です。4月からモッチーさんの後任として、ズムサタを担当させてもらうことになりました」「皆さんにさわやかな朝をお届けできるように、精進してまいります」と意気込みを語り、やってみたいコスチュームとして「ミニスカポリスとか」と視聴者へアピール。このあたりも番組イメージを損なうと批判の的になったが、テレビ局関係者の間では「いいと思う」「適材適所」と好反応ばかりだとか。

「男性から大人気のフリーアナということで、何かと田中みな実さんと比較されることが多い鷲見アナですが、やりたいことが全然違うとのこと。というのも、田中さんは今や女優を目指すほどの路線転換を図っていますが、鷲見アナはタレント志向というよりあくまでフリーアナウンサー。ズムサタは報道番組ではありませんが、アナウンサーとして番組回す役割に就くことは鷲見アナにとって1つの目標だったと思います。それもあって、批判的な意味ではなく『田中みな実とは根本的に違う』と言う業界関係者が多いのです」(前出・エンタメ誌ライター)

 1月11日にパイロットとの結婚を発表したのも、男性ファン頼みのタレントではない、という鷲見アナの意思表示と深読みする向きもある。そして、結婚直後にズムサタ総合司会就任のニュース。ミセスになって最初の大仕事。ただ日テレからは、これまで以上に男性視聴者を呼び込んで盛り上げてくれる…という期待が大きいのかも。

(塚田ちひろ)

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