米倉涼子を大女優にのし上げた「陰のドクターX」とは? 差し入れに込められた恩情

 女優の米倉涼子が12月16日に最終回を迎えるドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」(テレビ朝日系)の撮影現場に粋な差し入れをしたという。12月14日発売の「週刊女性」が伝えた。

 同作は米倉演じる孤高の天才外科医・大門未知子が、権謀術数の渦巻く日本最高峰の大学病院で自らの手技を武器に難病患者を救う痛快医療ドラマ。「私、失敗しないので」という名セリフも有名だが、米倉の豪華な差し入れも広く知られている。

 ドラマでは、岸辺一徳演じる「名医紹介所」の所長が手術の請求書とともにメロンを差し出すシーンがお約束だが、それになぞらえて米倉は過去、1個1万円超のメロン150人分を差し入れたこともあった。

 10年目の第7シーズンを迎えた今作の差し入れでは、粋な計らいを見せた。「週刊女性」によると米倉は12月上旬、チュロス(スペイン発祥の揚げ菓子)を撮影現場に差し入れたとのこと。これは、米倉の元マネージャーがオーナーを務める店の商品だった。仕事関係を離れても、元マネージャーの店を大切にするとは、米倉の気配りは並ではない。

「実は、米倉はマネージャーを大事にすることでも知られています。2020年2月の『週刊文春』によると、米倉は19年の暮れ、都内のレストランを貸し切って忘年会を開催。女優生活20周年を迎え、お世話になっているテレビ関係者やメイクさんらを招待しました。でもそれは、公にはしていませんでしたが、女優初期から米倉についている男性マネージャーへの感謝の会でもあったのです。米倉は感謝の言葉とともに、男性マネージャーに100万円はしそうな高級時計をプレゼントしたといいます。また、14年12月の『日刊スポーツ』では、米倉の元マネージャーが、仕事関係がなくなった今でも毎年、米倉から誕生日プレゼントが贈られてくることを明かしていました。米倉がこれほどマネージャーを大切にするのは、自分を支えてくれたことへの恩を感じているからでしょう」(芸能記者)

 米倉を人気女優へと押し上げた「ドクターX」は歴代マネージャーかもしれない。

(石田英明)

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