審査員に批判の声も…「THE W」歴代最低視聴率で5代目王者に大逆風

 12月13日に日本テレビで生放送された「女芸人NO.1決定戦 THE W」。5代目王者に輝いたのは2014年結成のオダウエダ。決勝ではAマッソ、天才ピアニストとの大激戦を制し、みごと賞金1000万円を手にした。

「審査員7名による投票では、3票を獲得して他の2組と1票差の勝利でした。ただ、会場での笑い声の多さと、実際の審査結果に疑問を抱いた視聴者は少なくなかったようです。一夜明けた14日、オダウエダに票を投じた審査員の笑い飯・哲夫さんが『ほんまにみんなおもろかったな~』とツイートすると、《審査員やめろ》《どこを評価したのか》などといった心無い批判が寄せられました」(お笑いウォッチャー)

 ネット上が“大荒れ”となったことから世間の関心は高いと思いきや、発表された視聴率は歴代最低となる8.9%。2017年のスタート以来、はじめて1ケタに沈んだ。

 オダウエダはタイトルの副賞で番組出演の権利をゲット。大会翌朝には「スッキリ」「バゲット」と情報番組にハシゴ出演して、出演者たちから祝福を受けた。「スッキリ」の人気コーナー「クイズッス」で出題されたのは、「俳優の窪田正孝が大事な仕事の前にするスッキリする『あること』とは?」というもの。これに「THE W」決勝でカニ好きおじさんを演じた植田紫帆は「ロング缶をイッキする」、ツッコミを担当した小田結希は「ヤニをふかす」と回答。天の声から「ちょっと待って、2人とも窪田さんのイメージどうなってんの?」とたしなめられていた。続けて小田が「フリスクをイッキ食べ」と答えるも不正解。VTRで窪田が明かした答えは「鼻毛を剃る」というものだった。

「その後に出演した『バゲット』でも大喜利クイズのような場面があり、温かい手袋をつけたまま何ができるか、という問題に対して、植田さんは『ジャンケンですかね』と答えていました。答えはスマホ操作で、ウケを狙いにいったものの、反応はややウケ。TBSの『ラヴィット!』を筆頭に、生放送で大喜利力が試される場面は多いですからね。今後はバラエティー番組への出演が急増すると思いますが、むちゃぶりにどれだけ対応できるか、これからが正念場でしょう」(お笑いウォッチャー)

 視聴率が最低をマークしたことで、知名度のアップはそれほど見込めないかもしれないが、新王者にはこの大逆風に負けずに、年末年始のバラエティーを席巻してほしい。

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