松居一代が笑ってGACKTが泣いた? 海外レストランのアジア人への対応に明暗

 女優の松居一代が11月15日、ブログを更新。米ニューヨークの高級レストランで食事を楽しんだことを明かした。

 ブログによると、松居はこの日、自身を含めて3人でニューヨークにあるギリシャレストラン「Milos」へ。ミシュランガイドにも選ばれたようで、松居いわく「一般的には敷居が高すぎる…レストランでしょうね」とのこと。思わず尻込みしそうだが、「マネージャーを存じていますので、イエローでも昨夜も真ん中の良い席が用意されていましたよ(笑)」と、余裕しゃくしゃく。

 というのも、松居は何度か同店を訪れており、マネージャーには「特別チップをそっと握らせますよ」と告白。ウェイターにも「たくさんのチップをお渡ししますから…」とのことで、料理も喜んで取り分けてくれるようだ。

「ニューヨークのレストランでは、お店のランクにもよりますが、チップは食事代金の15〜20%が目安です。おおよそ18%程度の額を支払うのが一般的でしょう。松居さんがレストランのマネージャーに渡している〝特別チップ〟は、20%をはるかに超えた金額だと推定されます。予約のために店のマネージャーが携帯電話の番号も教えるほどですから、松居さんはよほどの上客なのでしょう」(旅行誌ライター)

「ニューヨークはわかりやすくて、私はとてもやりすいですね…」という松居だが、仏パリで憂き目にあったミュージシャンもいた。

「GACKTです。2015年3月のブログ(現在は閉鎖)で、パリのホテル・ビュッフェで人種差別を受けたことを明かしました。外の景色が見える入口近くの席に座ろうとしたところ、店員に奥の席に移動するように指示されたそうです。しかし、白人客は入口近くの席に座ってもOK。よく観察すると、白人客は入口付近の席へ、GACKTを含めたアジア人は奥の席へ座るよう指示されていたことが判明。GACKTは1度店を出て、再度入店して入口近くの席に座りました。すると、再び奥の席へと指示されたので、その理由を〝わかりやすいように説明してくれ〟などと問い詰めたら、店員はあきらめたといいます」(芸能記者)

 チップで差別を未然に防ぐ松居と、強気で対処したGACKT。どちらも立派だ。

(石田英明)

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