草なぎ剛とやすともがMCでタッグ!新番組に寄せられた視聴者の不満とは?

 俳優でタレントの草なぎ剛(47)と、関西の人気姉妹漫才コンビ・海原やすよ ともこがMCを務める「草なぎやすともの うさぎVSかめ」(読売テレビ)が10月3日に初回放送を迎え、大きな反響を呼んでいる。

 草なぎとやすともの2人の共通点といえば同世代ということくらいで、接点の思い浮かばない3人。この日の収録が初対面という異色のマッチングに、放送開始以前より期待の声があがっていた。放送開始直後には、Twitterの全国トレンド上位に関連ワードがあがるなど、ローカル番組にも関わらず、かなりの反響があったことが伺える。

 同番組は事前顔合わせや台本も一切なし。MC同士は初対面のままセットに放り込まれたような状態でスタートした。童話「うさぎとかめ」の競走をテーマに、さまざまな分野のことで「専門家に1時間だけ教わるうさぎ」と「インターネット情報でコツコツ1週間調べるかめ」が対決する様子をVTR形式で紹介。トークとVTRを楽しむ、ゆるい“関西スタイル”の番組である。

 初回放送は「パラパラチャーハン対決」だったことから、草なぎがオリジナルチャーハン作りに挑戦し、やすともの2人に振る舞うというシーンもあった。この3人の異色MCタッグは上々の評判だが、視聴者の声の中には「期待ハズレ」という意見もあるようで…。

「バラエティ番組も数多くこなしてきた大スターの草なぎと、関西ローカルで多くの番組を持つやすよともこという豪華なMCキャスティングだった故か、放送後視聴者からは《3人のトークだけが見たい》《全編トーク番組にしたほうが絶対おもろい》《絡みが最高だからVTRいらない》《読売テレビさん、もっとトークの尺増やしてください》《楽しみだったけどうさぎとかめの対決興味なかった…》と、本編であるVTR検証よりもトークに尺を割いてほしいという意見が多く聞かれました。初回放送のVTRは、プロに1時間教わった柏木由紀のチャーハンと、ネット情報で1週間知識をつけたエルフ荒川のチャーハン、どちらがパラパラに仕上がるかという対決。見応えはあったものの、MC陣の絡みをもっと見たいという視聴者が多かったようですね」(メディア関係者)

 関西の視聴者からの辛口意見に負けずに、これから番組全体がより盛り上がることを期待したい。

(浜野ふみ)

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