草なぎ剛と酒。というと、SMAP時代の2009年、港区の公園で泥酔しマッパで大騒ぎをした事件が思い出される。そこまでの大きなトラブルではないが、草なぎの〝酒好き〟を物語るエピソードを3月28日発売の「女性セブン」が報じた。
記事の概要は、東京・世田谷区の撮影スタジオ・東京メディアシティ(TMC)内の喫茶店「今昔庵」の名物マスターだった福田起弘さんの思い出話。1992年オープンの今昔庵は多くの芸能人に親しまれてきたが、今年2月、惜しまれながら閉店。営業当時を振り返り、福田さんが数々の芸能人の素顔を語ったものだ。
なかでも福田さんが、家族のように見守ってきたというのがSMAPの面々。木村拓哉がメニューにない〝ナポリタン〟を頼んだことから、裏メニューとして定着した話。香取慎吾が好きだった〝めんたいこのマヨネーズスパゲティ〟が「今昔庵」発で全国のコンビニに並ぶようになった話。そんな和やかな話の中、草なぎに関しては、やはり〝酒〟にまつわる出来事が印象的だったようだ。
「草なぎの冠番組『チョナン・カン』(フジテレビ系)の頃は、店内で酒を飲みながら韓国語の勉強をしていたそうです。福田さんが一度、75度もあるラム酒を1杯だけすすめたところ、『めっちゃうまい!』と、草なぎはハマってしまったそう。福田さんの制止を聞かず、もう1杯飲んでフラフラになり、自宅に帰れず楽屋に泊まったとか。また、草なぎは赤提灯の店で酔ったときは〝慎吾、慎吾〟と連呼し、香取慎吾に迎えに来てもらっていたようです。09年のトラブルでも、〝慎吾、慎吾〟と叫んでいたという報道もあり、草なぎが香取を頼りにしていることが改めてよくわかりました」(芸能記者)
それにしても、75度もあるラムにハマるとは、さすがの左党。どんな味がするのだろう。
「ラムはサトウキビの搾りかすを主原料とした、スピリッツです。アルコール度数は40度前後が一般的ですが、『ロンリコ151』という銘柄は75度もあります。味の評価はさまざまですが、なかには『パンチはあるけど飲みやすい』という声もあり、草なぎのようにおかわりする人も多そうですが、二日酔いは避けられないかもしれません」(フードライター)
香取に迷惑をかけないためにも、75度のラムは1杯だけにしてほしい。
(石田英明)