9月6日、コント日本一決定戦「キングオブコント2021」(TBS系)の決勝進出者が発表された。同大会は、14年目にして即席ユニットの出場が解禁されたほか、参加総数も史上最多だったという。
「今回、大会最多となる3015組の中から決勝進出を決めたのは、うるとらブギーズ、蛙亭、空気階段、ザ・マミィ、ジェラードン、そいつどいつ、男性ブランコ、ニッポンの社長、ニューヨーク、マヂカルラブリーの10組です。その一方で、シソンヌ&チョコレートプラネットのチョコンヌ、間寛平&村上ショージの“ヤギとひつじ”などの即席ユニットは、1組も決勝に進めず全滅となりました」(テレビ誌記者)
また、アルコ&ピースや、おいでやすこが、そして賞レースの「M-1」と「R-1」を制し、史上初の“お笑い3冠”をかけてマヂカルラブリーとのバトルを期待されていた霜降り明星などの有力組も相次いで敗退となった。
そんな中、準決勝で敗れたある男女コンビにも注目が集まっているという。
「9月6日のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』にシソンヌがゲスト出演し、準決勝の舞台裏を明かしました。彼らによれば、準決勝に出場した男女コンビ・パーパーは、有観客にもかかわらず笑い声が一切あがらないほど大スベりしてしまったそうで、ネタ見せ後に『誰にも求められてませんでした…』『無茶苦茶スベりました。ゼロ笑いです』と嘆いていたのだとか。ですがパーパーは、コロナの影響で出場を辞退したジャングルポケットの代わりとして、急遽前日に出ることが決まったという経緯があるため、ファンから『準備期間が少なすぎるから、これはしょうがない』『この経験を次に繋げてほしい』などと同情や応援の声が相次いでいます」(前出・テレビ誌記者)
昨今、バラエティ番組「有吉の壁」(日本テレビ系)などでも活躍し、人気を伸ばしているパーパー。次回は、万全の準備で挑んだ舞台を期待したい。