松居一代、コロナ禍でも「人生最高益」を叩き出した投資術とは

 女優の松居一代といえば、俳優の船越英一郎とのドロ沼離婚劇があまりにも有名。離婚調停の際は、ブログで「あたしは絶対に負けませんからね」と強気な面を見せていたが、投資についても「絶対に負けませんよ!!」と豪語している。ブログを振り返れば、松居が投資で莫大な利益を出していることがわかるが、どんな手法で稼いでいるのか。

 8月3日のブログでは「勝つ戦略は…」と題し、新型コロナの影響で世界中が混乱したとき、全財産を1つの銘柄に投資したことを明かした。分散投資をすればリスクは低減できるが、松居はあえてしない。理由は「利益が薄くなるからです」と明快だ。また、コロナなどで先行きが不安なときでも怖がってはダメで、勝つためには「人が怖がって逃げてるときに飛び込み、人が集まってきたらそそくさと利益を確保して逃げる」とも明かしていた。

 新型コロナが世界経済に影響を与えているときに全財産を注ぎ込むとは……。素人には到底マネできないが、そのことは6月6日のブログでも触れていた。コロナ禍で投資市場が連日暴落していたとき、「全財産で勝負に出ました」と報告。「投資家松居の人生において最高益を叩き出しました」と見事に結果を出していたのだ。

 また、2018年10月25日のブログでは、欲を出してはいけないと忠告。「腹八分目、もしくは腹七分目で逃げる」ことがモットーだとも明かしている。

 コロナ禍によって景気の停滞が続くと見られているが、松居のように投資で儲けることができれば、どんなに助かるか。羨ましい限りである。

「でも、松居さんの投資術を安易にマネするのは危険です。松居さんには長年のキャリアがあり、投資チームもバックについています。それに陰ではかなり勉強しているはず。素人が暴落時と見込んで大金を投資に回しても泣きを見るのがオチ。これから投資を始めたい人は、余剰資金で損をしてもいいくらいの気持ちで臨むべきです」(マネー誌ライター)

 世の中、そんなに甘くはないか。

(石田英明)

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