金メダル最多獲得国はどこ?ブックメーカーが日本を3番人気に推す理由

 開幕まであと1週間ほどに迫った東京五輪。世界中のギャンブラーが「スポーツ賭博」で集まる各ブックメーカーサイトでは、メダル獲得数の予想で盛り上がっている。自国開催となる日本選手団の活躍を世界はどう予想しているのだろうか。

 業界最大手である英国のブックメーカーサイト、ウィリアムヒルでは日本が今大会で獲得する金メダルは28個前後になるのではないかと予想されている。なお、銀と銅を合わせた合計メダル獲得数は50個以上にのぼると見られている。

 さらに、最多金メダル獲得国を予想する部門ではなんと日本がアメリカ、中国に次ぐ3番人気につけており、世界中から日本の金メダルラッシュに期待が寄せられている。

 これまでの夏季五輪において、日本の金メダル獲得数の最多は、1964年の東京大会と2004年のアテネ大会で記録した16個だ。合計メダル獲得数の最多は前回大会のリオ大会での41個となっており、世界の人々は、日本が今回の東京大会で歴代最高記録を大きく更新すると考えているようだ。

「自国開催では、調整のしやすさや会場への慣れなどの地の利があり、通常より1.5倍から2倍程度多くの金メダルを獲得できると一般的には言われています。しかし、日本は1964年の東京大会で前大会の4倍もの金メダルを獲得しており、今回の五輪でも相場以上のメダルラッシュが起きるのではないかと期待されています。日本選手団が掲げている『金メダル30個』の目標も決して雲をつかむような話ではないと思います」(スポーツ誌ライター)

 今夏、日本は今までにない金メダルラッシュに沸きそうだ。ちなみに日本が最多金メダル獲得国となった場合、払戻金は7月15日の時点で26倍となっている。

(浜野ふみ)

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