これでは後輩に示しがつかない?
フジテレビの笠井信輔アナウンサーが情報番組「バイキング」の生放送中に携帯電話を鳴らすハプニングが勃発し、話題を集めている。
番組は、スポーツにおけるビデオ判定の有無について議論が進められていく最中。スポーツライターがこれからコメントしようというタイミングで、笠井アナのズボンのポケットから「ピンポン」の音が…。
それに気付いた番組MCの坂上忍は、あえてスルーすることなく「ちょっと待ってください。今なんか『ピンポン』って鳴りましたよ」と笠井アナに指摘。笠井アナは苦笑いを浮かべ、申し訳なさそうにスマホをポケットから取り出し、「携帯電話の電源を切り忘れていました。申し訳ございません」と素直に謝罪した。
続けて、笠井アナは「『とくダネ!』のスタジオは電波が入らないんですよ。んで、ついつい…」と、同番組の前に出演している「とくダネ!」のスタジオには電波が入らないため、普段からスマホの電源は切っておらず、そのまま電源を切り忘れて番組に出演したところ、この事態が起こったと釈明。しかし、この言い分を聞いた共演者の土田晃之は「そんな言い訳は通じません」と正論をぶつけ、笠井アナは再び「申し訳ありません」と頭を下げている。
笠井アナの失態にスタジオでは笑いが起こっていたものの、ネットには「電波が入らなくても、生放送中はスマホの電源ぐらい切っておけよ」「言い訳するのは見苦しい」「タレントでもそんなミスしないよ」「何笑ってんの」「ベテランのアナウンサーなのに恥ずかしくないのか」「以前もこんなことあったな。どうなってるんだフジテレビ」など、笠井アナに厳しい声が相次いだ。
「まれにみるアナウンサーの失態によりスタジオに微妙な空気が流れたこともあって、坂上はこのハプニングを笑いに変える方向にもっていこうと機転を利かせていました。笠井アナもそれに乗っかろうとしていましたが、逆に視聴者には反省していないように見えてしまったようですね。
16年12月放送の同局系『ワイドナショー』では、アシスタント役の佐々木恭子アナの携帯からアラーム音が鳴るハプニングがオンエアされたことがありました。佐々木アナはコンビニで娘に買うものがあり、忘れないように収録終わりの時間を予測してアラームをセットしたが、収録が長引いたことでアラームが鳴ってしまったと説明していました。番組的には面白ハプニングとしてオンエアに載せるという判断に至ったようですが、視聴者からは辛辣なコメントも寄せられたようです」(エンタメ誌ライター)
笠井アナはアナウンス室専任部長、佐々木アナもアナウンス室副部長とどちらも立派なベテラン。後輩のお手本にならないといけない立場の人間がこれでは…じつに残念だ。
(佐伯シンジ)