現地時間で6月4日、米オークションサイト「eBay」で2018年にリリースされたオンラインゲーム「Among Us」に登場するキャラクターにそっくりな「チキンマックナゲット」が9万9997ドル、日本円で約1100万円で落札されたことに世界中から驚きの声があがっている。
「出品者のpolizna氏によれば、米『マクドナルド』で販売されているBTSコラボセットを購入したところ、足が2つ伸びた『Among Us』のキャラクターのようなナゲットを発見したといいます。オークションは99セント(約109円)でスタートしましたが、その日の内に1万ドル(約110万円)に到達。3万4000ドル(約370万円)を突破した際には『Among Us』の公式ツイッターも反応して『何と言っていいのか分からないけど、欲しいね』とコメントし、話題になっていました」(ネットライター)
最終的には1000万円超えで落札されたチキンマックナゲット。賞味期限は14日だが、密閉した状態で冷凍便で発送されるという。これにネット上では、《ナゲット1個に1100万って俺には一生理解できない世界だ》《ゲームの公式アイテムじゃなくて、ただのいびつな形のナゲットなのに…信じられん》《マックでバイトしてたけど、たまにこういう変わった形のものを見かけることはあった。あれっておカネになるのか…》など驚きの声が相次いでいる。
「ゲームのキャラクターに似たナゲットに1100万円出すというのはなかなか理解に苦しみますが、『Among Us』は現在、5億人以上のアクティブユーザーがいるとされる超人気ゲームですから、熱狂的なファンからはお宝に見えたんだと思います。最近では、ツイッター創業者のジャック・ドーシーCEOの初ツイートを所有する権利が約3億1000万円で落札されたり、ユーチューブ初期の人気動画の所有権も約8300円で落札されていますし、モノの価値が大きく変わろうとしているのかもしれません」(ITジャーナリスト)
落札者はナゲットを飾るのか、それとも食べるのだろうか?
(小林洋三)