好感度芸人・サンドウィッチマン、艶系女優とからんだ黒歴史

「日経エンタテインメント!」誌が発表する調査「好きな芸人 嫌いな芸人」で、14年連続でトップだった明石家さんまから、頂点の座をサンドウィッチマンが奪い取って早3年。今では「好感度芸人」の名をほしいままにしている。

 所属する芸能事務所のグレープカンパニーも、相乗効果で大繁盛。カミナリ、東京ホテイソンは「M-1グランプリ」のファイナリスト。カミナリは13本ものレギュラー番組を抱えている。若手のティモンディは、超名門の済美高校野球部の元レギュラーコンビ。高岸宏行は、150キロの剛速球を投げられる芸人として人気急上昇だ。

 頂点のサンドは12本のレギュラーがあり、今なお引く手あまた。だが、「M-1グランプリ2007」で史上初の敗者復活戦からの初優勝を果たすまでは、ド貧乏生活。地元の宮城県から上京して売れるまでは、2人でおんぼろアパートをシェアしていた。このころ、若手芸人なら一度は手を出す“汚れの仕事”も経験している。

「03年に出版された男性向け月刊誌の付属DVDで、艶系女優と“絡んだ”のです。バストを露わにした女優が男の局部を模した器具がついたバンドを装着。薄着の伊達がバックから突かれる衝撃シーンでした」(週刊誌記者)

 本気の艶シーンではなく、無名芸人が起用された“笑劇”シーン。チープなつくりで、カメラは1台だけ。撮影場所もスタジオではなく、関係者が入室するとギュウギュウになるほど狭い一室。問題のシーンも、前方から1台のカメラがとらえるのみだ。それでも、“愛されサンド”にとっては隠滅したい黒歴史だろう。

「他にも駆け出し時代に、男性向けのビデオに出演したのではないかとの疑惑が持ち上がった芸人もいます。素人男性100人が自らをなぐさめる行為をするDVDで、背後から男性に下半身を触られている人物がそっくりだと指摘されました。また別のソロ芸人にも、コンビ芸人だったころに出演した、男性から胸の先を責められている映像があると言われていますが真相は定かではありません」(前出・週刊誌記者)

 人に歴史あり。芸人にウラ歴史ありといったところか。

(北村ともこ)

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