「資産100億円」で真の勝ち組に!? 朝青龍がモンゴル大統領候補に推される理由

 現在、春場所開催中の大相撲。だが、歴代最多の優勝回数を誇る大横綱・白鵬は近年休場が目立っているが、それでも現役にこだわるのは年寄株の取得のためと言われている。

 引退後も親方として角界に残る場合、年寄株を持っていなければ相撲協会の役員選出の資格はなく、自身の相撲部屋を開くこともできない。つまり、引退後のキャリアに不可欠なものであり、それは白鵬のような名横綱でさえ例外ではないのだ。

 今も現役の白鵬、鶴竜を除く、平成以降の横綱は8人。そのうち、今も協会に残っているのは半数の4人だけ。特に最高位が幕内力士以上の力士にとっては引退後も親方として残れるのは、相撲界では勝ち組として見られている。そんな中、引退後に角界を去りながらも“最も成功を収めた人物”と評されているのが、第68代横綱・朝青龍ことドルゴルスレンギーン・ダグワドルジ氏(40)だ。

 2010年の1月場所中に半グレ集団のメンバーと目される男性への暴行問題の責任を取らされた後味の悪いものだったが、引退後はあっさりモンゴルへと帰国。現在は実業家として地元のニュース、新聞に頻繁に取り上げられているという。

「今や一代でモンゴルでも有数の財閥、ASAグループのトップ。日本で言うならソフトバンクグループの孫正義会長や楽天グループの三木谷浩史会長、トヨタ自動車の豊田章男会長のような経済界でも重鎮中の重鎮です」

 そう明かすのは、同国の首都ウランバートルの地元紙記者。現在の資産は100億円以上とも言われているが、朝青龍の実家はもともと富裕層ではあったようだが超がつくほどの資産家ではなかったという。

「もともと資産運用にも熱心で、同時に若いころから母国で事業を手掛けていました。彼の現役時代は地下資源の開発などで海外資本が次々とモンゴルに入ってきており、そうした好景気を追い風に事業展開を積極的に行ったことが現在の成功につながっています」(前出・記者)

 しかも、国民の間では大統領待望論も出ており、次期大統領選への出馬も噂されている。

「もともとモンゴルでの知名度は白鵬よりも圧倒的に上。引退後に母国へ戻り、実業家としてだけでなく慈善事業などにも積極的で、国民の間では英雄視されています。選挙は国民の直接投票のため、立候補すれば当選する可能性は高いでしょうね」(前出・記者)

 近い将来、角界出身の大統領が誕生することも決して夢物語ではなさそうだ。

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