”マシャロス”も死語に?福山雅治「集団左遷!!」で3年ぶり主演の正念場

 俳優としての重大局面となりそうだ。

 俳優でミュージシャンの福山雅治が、4月21日スタートの日曜劇場「集団左遷!!」(TBS系)で、3年ぶりに連ドラの主演を務めている。

 同ドラマで福山が演じるのは、廃店が決まった銀行の支店長。リストラ寸前の銀行員たちと協力し、大逆転を狙う痛快なストーリーだ。過去、日曜劇場の大ヒットドラマ「半沢直樹」で好演した俳優の香川照之、若手実力派俳優・神木隆之介など、錚々たる顔ぶれが脇を固める。

「平成最後の日曜劇場ということで楽しみなドラマですが、福山は正念場を迎えそうです。というのも、前回主演した2016年4月期の月9ドラマ『ラブソング』(フジテレビ系)は全話平均視聴率が8.5%と低迷。俳優としてはドラマ『ガリレオ』(同局)以降、代表作と言えるものがありません。今年2月に50代に突入しましたが、この作品で新境地を開きたいと、本人もドラマ関係者も力が入っているようですね」(テレビ誌ライター)

 多数のバラエティ番組に顔を出し、かつてないほど番宣活動にも精力的な福山だが、それに反比例して、妻・吹石一恵はどんどん露出が減るばかり。

「2015年に吹石との結婚を発表して以来、福山のファン離れは加速しているといわれています。結婚当初、福山の熱狂的なファンが吹石の事務所に嫌がらせをしたり、16年には自宅に侵入した福山ファンのコンシェルジュと吹石が鉢合わせするという事件も起きました。そうしたこともあり、吹石は第1子が生まれて以降は表舞台に出ず、仕事はナレーション程度にとどめており、それが奏功しているのか最近はネット上の“吹石バッシング”も鎮火状態ですね」(前出・テレビ誌ライター)

“マシャロス”という言葉も死語になりつつあるが、妻を“左遷”したことで、一度離れたファンが戻ってくるのか? そうした意味でも「集団左遷!!」は俳優・福山の試金石となりそうだ。
 
(石田英明)

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