「日本ジュエリー ベストドレッサー賞」の40代部門に選出され1月14日の表彰式にシックな黒のドレス姿で登壇した女優の小池栄子(40)。まさに“コロナ太り”とは無縁のスレンダーな美ボディに報道陣の注目が集まったが、意外や意外、ウーバーイーツ愛好家のようで、夫婦生活においても「ウバる?」が定番のフレーズになっているとか。
そんなウーバー愛が感じ取れたのが、1月14日に放送された経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京系)。この日は「急成長を遂げる飲食業界の黒船」と題して、コロナ禍のニーズ爆増で顧客の胃袋をがっちりつかんだウーバーイーツを大特集。知られざる配達員の稼ぎっぷりなどが明らかになった。
「かねてから配達員の急増によって、競争が激化し、『なかなか稼げない』といった声が聞かれていましたが、番組のVTRでは、一人の配達員が『12月だけで70万円の売上があった』と語るなど、一部で“勝ち組”がいるのも事実のようです。顧客にとっても、豪華な箱詰めで2万円以上のステーキが注文できたり、また、最近では飲食メニューだけでなく雑貨にも対応するなど、ウーバーイーツの進化がうかがい知れる放送内容でしたね」(経済誌ライター)
スタジオでのトークで、ホスト役の村上龍氏に劣らぬ存在感を発揮したのが小池栄子だった。小池は自身を踏まえてこんな苦言を呈したのだった。
「届いたものが間違っていた時があって、すぐ配達員に電話しようと思って電話したら、もうなんか…(本部に電話をしても)英語のアナウンスが流れて、その配達員の方と連絡が取れなくなっていた。こういう問題っていうのは…このヤキモキした思いをどこにぶつけたらいいのか」
メニューの取り違えならまだマシかも…。かつては配達が遅れたうえに、中身がゴチャゴチャになっているとユーザーが指摘したところ、マンションの共有部分に料理が投げ捨てられていたという事案まで報告されている。クレームを入れようにも、本部の「ノータッチ」とも取れる対応にしばしば批判が集まっていただけに、ネット上でも《よく言ってくれた!》《マナーの悪い配達員にあたっても泣き寝入りだったからね》と、小池の発言に賛同する声が相次いでいた。
「小池さんが称賛を集めたのは、何を隠そう、ウーバーイーツ日本法人の代表を務める武藤友木子さんの前で堂々と言ってのけた点につきます。この番組はたびたび大企業のトップが本音トークをすることで話題になりますが、この日はスタジオに武藤さんがゲストとして登場。その代表者にユーザー目線で問題点を指摘したのはさすがの一言。小池さんも『私、クレーマーみたい』と苦笑いしていましたが、ほかにも配達員が配達先で迷ってしまった際、その報告に15分間気づかずにいると、ユーザー負担でキャンセル扱いされてしまうことにも納得がいかない様子でしたね」(前出・経済誌ライター)
好感度バツグンの小池をクレーマーに豹変させるとは…やはり、食べ物の恨みというのはなかなか忘れがたいもののようだ。
(あまねかずこ)