「逃亡者」ギャラは4000万円?渡辺謙“長野移住”で浮上した「犯罪者」との関係

「もともとはアメリカで60年代に放送されたドラマですが、1993年に日本で公開された映画版がなじみ深いはず。主演はハリソン・フォードだったので、日本の俳優でリメイクするとなると、やはりそれなりの“大物感”がないと安っぽくなってしまいますからね。2004年にTBSが『逃亡者 RUNAWAY』と題して連ドラ化した際には江口洋介さんが演じていましたが、視聴率的には物足りない結果に終わってしまいました。そういう意味では理想のキャスティングではないでしょうか」

 テレビ誌のライターが期待を寄せるのは12月5日から2夜連続で放送されているスペシャルドラマ「逃亡者」(テレビ朝日系)。身に覚えのない妻殺しの容疑をかけられ、逃亡者となって警察の追跡をかわしながら真犯人を追い詰めていく主人公を演じるのは渡辺謙(61)。追跡者となって彼を追う敏腕刑事に豊川悦司(58)がキャスティングされている。

「とくに前編はアクションシーンが満載で、秩父で行われたロケは61歳の渡辺謙さんにはかなり過酷だった様子。極力スタントマンは使わずに、泥だらけになって山道や沢を走り回ったそうです。11月25日の制作発表の場でも、渡辺謙さんはハリウッド版を超える出来だと自身をのぞかせていました」(スポーツ紙記者)

 12月3日発売の「週刊文春」はそんな渡辺の驚きのギャラ事情を伝えている。《渡辺謙だけ別格 日本の役者が連ドラ貧乏になるワケ》と題された記事によれば、本作の出演料は1時間あたり1000万円にのぼるという。

「芸能事務所の幹部のコメントによれば、『逃亡者』は2時間枠が2本なのでギャラは計4000万円になるとのこと。『ドクターX』の米倉涼子さんでさえ、1時間1本あたりのギャラは事務所に入る企画料を含めて700万円と言われているので、破格の扱いと言っていいでしょう」(芸能関係者)

 SPドラマ「逃亡者」で高額な報酬を手にする渡辺には、かねてから「犯罪者」との関係を疑う声が聞かれていたという。

「性的暴行の容疑で逮捕、実刑判決を受けた新井浩文元被告です。じつは渡辺謙さんは2018年に前妻と離婚して以降、日本滞在時は長野の別荘を生活拠点にしていました。つい先日にも、住民票を長野に移したことをトーク番組で明かしています。一方の新井元被告は、2019年2月に保釈されて以降、行方をくらましていたのですが、“長野潜伏説”とともに『恩人の家に居候している』という情報が流れたんです。その恩人は、かなりビッグネームの俳優との噂も流れたことから、義理堅い渡辺謙さんがかくまっているのではないかという憶測が流れましたが、2人の接点といえば、10年ほど前に携帯会社のCMで共演した程度。新井元被告を長野でかくまっていた人物について、とあるIT社長や大女優の名前が挙がっていますが、いまだに真相ははっきりと明かされていません」(前出・芸能関係者)

 長野への移住を果たした渡辺が住むのは、土地面積1000坪もの広大な敷地に建てられた豪邸だという。後輩の俳優をかくまって面倒を見ていたという噂が流れたのも、義理人情に厚い性格と、自宅のスケールのデカさゆえかもしれない。

(竹下光)

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