「(マッパで)歩いているみたいで恥ずかしくなるぐらい」
第33回日本メガネベストドレッサー賞を受賞したのは女優の吉田羊(年齢非公表)。10月の表彰式後の会見では、メガネをかけ忘れて外出してしまった時の心境を冒頭のように明かして取材陣をドギマギさせた。ふだん外では絶対にメガネをかけるという吉田羊は、まさに芸能界を代表するメガネ美人。その真骨頂とも言える“艶技”が拝めると、話題沸騰のドラマが毎週金曜日放送の「恋する母たち」(TBS系)だ。
「吉田さんは高校生の息子を持つキャリアウーマンを演じていて、いつもメガネをかけています。しかし、メガネをかけている理由は、こだわりでも何でもなく、過去に不貞がバレたのがきっかけ。おぎやはぎの矢作兼演じる夫から、美人であることを隠すため、メガネをかけ続けてほしいという要望にこたえて、不貞の許しを得たという設定になっています」(テレビ誌記者)
ところが11月6日にオンエアされた「恋する母たち」の第3話では、それまで何となく意識していた年下の部下(磯村勇斗)とついにホテルで一線を越えてしまう。
「出張先でたまたまツインの部屋しか取れず、同室となったのですが、吉田羊さんがマッパでシャワーを浴びているところ、衣服にワインをこぼしてしまった磯村さんが乱入。偶然にも吉田さんの裸姿を目撃してしまったことで、ムラムラがおさえきれなくなった磯村さんが、今度は一糸まとわぬ状態となってベッドルームで待ち受ける…というなんともドラマチックな流れでベッドシーンに。結果、男女の仲となった2人はそのままズルズルと肉体関係を持ってしまうのですが、夫にバレてどんな展開になるのか、ファンとしては目が離せません」(前出・テレビ誌記者)
職場不貞に溺れてしまうキャリアウーマンを熱演した吉田羊。11月12日に配信された「ホットドッグプレス」(電子版)によると、彼女のように、勤務先や仕事関係で禁断の恋愛にのめりこむ大人女子は多いようだ。同誌は「現在不貞中」という25歳から44歳の女性(未婚・既婚問わない)115人にアンケートを実施。「不貞相手とどのように知り合いましたか?」という問いに、50%の女性が「会社仕事関係」を挙げていた。詳しくは同誌をご覧いただくとして、2位は「友人・知人」(15%)、3位は「アプリ&サイト」(10%)と、イマドキ女子の性態が垣間見えるアンケート結果となっていた。
これまで職場不貞の取材を行ってきた恋愛カウンセラーの男性はこう語る。
「アンケートでもっとも印象深かったのは、不貞状況に対する気持ちで最も多いものが『恋愛気分を味わっている』(24%)というもの。『カラダ目的』というのは4位で16%にとどまっていました。そこでつくづく考えさせられたのは、やはり女性というのは心から不貞するということ。その一方で、ドラマの吉田羊さんのように、男女問わず、仕事がデキると見られている人は、恋愛対象になりやすいという一面があります。いろんなところに気が付く人は、ベッドでも何かとていねいに接してくれるというイメージを抱きやすいようですね。『(職場で)ムラムラしてその人のことばかり考えてしまう』という悩みには、その人が仕事で失敗するシーンを頭で思い浮かべて、なんとか気を静めるようアドバイスしたこともあります」
とにもかくにも男女の不貞について考えさせられる人気ドラマ「恋する母たち」。昨今の芸能ニュースや社会的ダメージを考えると、不貞はドラマと妄想にとどめておくのが賢明かもしれない。