まさかの圏外!? 伊藤健太郎主演映画“大コケ”を招いた黒木瞳の甘々発言とは?

 女優の黒木瞳(60)が、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕され、10月30日に釈放された俳優の伊藤健太郎に擁護の姿勢を示したとの報道が出たことで、非難の声が集まっている。

 というのも、黒木が監督を務めた映画「十二単衣を着た悪魔」で伊藤は主演を務めていたが、11月7日の公開舞台挨拶は欠席。この日は伊藤について言及しなかったが、関係者によれば伊藤が逮捕された10月29日、黒木は驚きや怒りを見せつつも「1人で留置場にいるなんて涙が出るくらいかわいそう」と話し、弁護士を通じて会いに行く要望も伝えていたという。そして、10月30日には伊藤直筆の謝罪の手紙が黒木と配給会社宛に届いたそうだ。

 さらに同日夜に伊藤が釈放されると、黒木は直接電話をかけ叱責しつつも「これからのこともあるから、周りの人もいるから頑張っていこうね。私も応援します」と優しく激励。これに伊藤は「すいません。すいません。ありがとうございます」と話しながら、号泣していたという。

 この“号泣報道”の真偽はさておき、ネット上では《ひとりで留置所にいるのがかわいそう? かわいそうなのは轢かれた上に逃げられた被害者でしょ》《被害者がいるんだから、この時期に応援していますというのは違う気がします》《身内への甘々発言》といった非難の声があがっていた。

「一連のやりとりを報じたのは『中日スポーツ』ですが、なぜ2人だけの電話のやりとりが外部に漏れたのかは疑問が残るところです。マスコミからマークされている伊藤さんが口を開くと思えないし、黒木さんが漏らしたとしたら、伊藤さんとの信頼関係にヒビが入るのは必至。そばでやり取りを聞いていた映画関係者からのリークとしか思えません」(芸能関係者)

 前出の映画「十二単衣を着た悪魔」は黒木瞳にとって長編2作目となる監督作。前作「嫌な女」(16年公開)は興行成績が振るわず、是が非でもヒットさせたいところだが、いずれにしても今回の黒木瞳“監督”をめぐる一連の報道は観客動員には結びつかなかったようだ。

「11月9日に前週末2日間の興行成績ランキングが発表されましたが、トップ10にも入りませんでした。なお、同じく伊藤さんの出演作で予定どおり公開された『トンカツDJアゲ太郎』も先週の6位から順位を大きく落としています。『十二単衣〜』は主演作なので、事件の影響をモロにかぶって歴史的な“大コケ”となるのは決定的。もちろん公開スクリーンの数が少なかったことも一因ですが、“圏外”という結果には黒木さんもガッカリしているのでは…。本当にかわいそうなのは監督ですよ。これでもう3作目のメガホンを取る可能性は消滅したと言っていいでしょう」(映画ライター)

 作品に罪はないが、伊藤健太郎が本気で“号泣謝罪”するとしたら、映画の興行の結果を踏まえて、監督として崖っぷち状態となった黒木にしっかりと頭を下げるべきかもしれない。

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