「200円のボールペンが20万円に化けた」と話題になっているのが、「ハイテックC」(PILOT)のうすずみ。アマゾンのマーケットプレイスにおいて、この新品が21万~23万円で出品されているのだ。うすずみ色だけが、約3年前に販売を終了したらしい。
「確かに愛用者が多いボールペンで、ゲルインクの細字では先駆者。インクのカラーが豊富なのも魅力です。『うすずみ』は他メーカーにはない発色で、目に優しいと評判でした」
こう話すのは、グウタラを地でいく編集部員I。ヤツは無類の文房具マニアなのだ。これだけ高値になるなら、先に教えてくれればいいものを、何を偉そうに語っているのか。投資目的でまとめ買いもできたというのに‥‥。
「本当に20万円の価値があるか、はなはだ疑問ですよ。実際に20万円で売れ残っているじゃないですか。文房具マニアを愚弄する行為。こういう高値転売目的のヤカラには“文房具愛”がないから困ったものです」
Iによれば、先頃もターコイズブルーを限定色として発売されたボールペンの買い占めがあって、直後に転売が始まったという。この限定色が11月には定番化されて、転売屋が駆逐されたのだとか…‥。ん? 最近、Iが多用しているペンはターコイズブルーでは?
「僕は転売目的で買い占めたわけじゃなくて、この色が気に入っただけで‥‥」
我が家に余っているボールペンにも、マニア垂涎の品があるかもしれない。