青山テルマもビックリ!?「絶対音感」よりスゴいフワちゃんの特殊能力とは?

 YouTuber芸人にして英語と中国語も使いこなすフワちゃんが、さらなる引き出しを持っていた!10月12日放送の「アイ・アム・冒険少年 2時間SP」(TBS系)において、絶対音感の持ち主であることを明かしたもの。

 この日は親友の青山テルマと共に、日用品だけで作った楽器を用いた演奏に挑戦。スパナを削って作った鉄琴で、大ヒット曲の「香水」を演奏してみせた。その際に「香水」を弾くのが初めてだと明かし、それでいてほとんど練習なしにサビを正確に弾きこなしていたが、この場面でフワちゃんは別の能力も披露していたというのである。

「彼女が弾いた『スパナ鉄筋』には13個のスパナが並び、ちょうど1オクターブ分の音階が用意されていました。ただ通常の楽器では半音キーが全音キーの上に配置され、半音と全音が一目で区別できるようになっています。それに対してスパナ鉄筋ではすべてのスパナが横一列に並んでいるので、それを初見で弾きこなすのは見た目以上に困難。ピアノの白鍵と黒鍵が一列に横並びになっている状態を想像すれば、いかに大変な代物か想像つくことでしょう」(音楽ライター)

 そんなスパナ鉄筋の特殊性に加えて、「香水」という楽曲のチョイスにも驚くべきポイントがあったというのだ。別の音楽ライターも驚き顔で解説する。

「フワちゃんが演奏したサビの『君を求めてないけど♪』では、《君を》や《求めて》が『ミ♭→ド→シ♭』という進行になっています。その箇所の演奏をよく見てみると、フワちゃんは『シ♭』の部分で左から2番目のスパナを叩いていました。つまりこのスパナ鉄筋は、『ラからラまでの1オクターブ』という不自然な鍵盤構成だったのです。『香水』の音域をカバーできるように番組側ではあえてこの構成にしたのかもしれませんが、普通の人ならラからラまでの鍵盤など弾きづらくてしょうがないはず。ところがフワちゃんは自らの絶対音感を頼りに、苦も無くサビを弾いていました。その音楽的素養が相当に驚異的なことは間違いありません」

 プロ歌手の青山テルマも驚かせたフワちゃんの音楽力。そんな彼女はまだまだ引き出しを隠し持っているのかもしれない。

(北野大知)

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