体操女子の宮川紗江選手(高須クリニック)が4月9日、日本体操協会の塚原千恵子・前強化本部長と塚原光男副会長からパワハラを受けたと告発後、初めて練習を公開しマスコミの取材に応じた。復帰戦となる「全日本選手権」に向けた心境を語ると、ネット上では「ようやく再出発ですね」「頑張ってほしい」「高須先生のスゴさがわかります」など、多くの声援が投稿された。
宮川選手は塚原夫妻について「もう何もしてこないでっていう思いがある」とピシャリ。こうした強気のコメントにも理解を示す声があったが、ある現状が明かされると世間の女性陣から“拒絶反応”も出始めている。
「中学生時代の宮川選手に戦慄のビンタを見舞った速見佑斗コーチと、いまだ二人三脚で練習していることが判明したからです。速見コーチはこの暴力行為が原因となり現在は無期限の資格停止中ですが、宮川選手は『今までどおり』と平然と語り、試合には帯同できなくても個人指導を仰いでいる。こうした関係が世間の人には咀嚼しづらいようで、ネットには《なぜ離れられないの》《まるでDV夫婦のような関係》《速見コーチが陰にいるなら応援しづらい》《塚原夫妻の言葉のパワハラより恐ろしくてトラウマ》など、理解に苦しむコメントが目立ちますね」(女性誌ライター)
嫌いなものだけ排除して、こうと決めたものは手放さない。それこそが宮川選手の強さなのかもしれないが…。
(飯野さつき)