飲酒事故の山口達也「TOKIO復帰」にかすかな希望「スター性は失わず…」

 9月22日に酒を飲んでバイクを運転し、追突事故を起こした元TOKIOの山口達也。「朝まで飲んでいた。量は覚えていない」と酒気帯び運転を認めており、運転免許の取り消し処分を受けることは確実と見られている。

「午前9時半ごろに酒気帯び運転というのは確かに異常ですが、情報番組で続出する『朝まで飲んだうえにバイクに乗る神経は理解できない』とのコメントもまた筋違いでしょう。山口がアルコール依存症であることは確実であり、その行動に常識を求めるのは無理というもの。今回の一件はアルコール依存症の怖さを世に知らしめる効果があったと言えそうです」(週刊誌記者)

 ともあれ今回の飲酒事故により、かすかな希望だったTOKIOへの復帰も完全に潰えたはず。芸能界への復帰も相当に厳しくなったとの声があがるのも無理のないところだ。その一方で芸能界からは、山口にはまだ復帰の目があるとの指摘も漏れ伝わっているという。

「追突した相手が警視庁の警察官だった点は不運というより、むしろ“持ってる”と評したくなるほど。後続車のドライブレコーダーに映っていた右に左にフラフラしながら蛇行する様子もまた、これでよく対向車との正面衝突などの大事故にいたらなかったものだと観る者を驚かせています。もちろん飲酒運転は絶対に許されるものではないのですが、これで山口がアルコール依存症を克服できたら、その時には今回の追突事故が『やらかし』として格好のエピソードとなるはず。しかも本人はケガひとつしていないのですから、不幸中の幸いというか、これも一種のスター性というものかもしれません。なお、警察署の前で撮られた後ろ姿には当時着ていたTシャツのロゴ『DEUS EX MACHINA』から『S〇X MACHIN』の部分だけ見切れて映っていたのも、一部のネット民から『奇跡の瞬間だ』などと注目を集めていました」(前出・週刊誌記者)

 元TOKIOという栄光をかなぐり捨て、深夜バラエティの“やらかし枠”や“しくじり枠”で自分をとことん道化にすることができるのであれば、山口が復帰できる場所は見つかるのかもしれない。

(北野大知)

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