カトパンも戦々恐々!? 河野防衛相が日米連携で臨む「UFO対処方針」の中身

 「見ろよ……飛んでいるぞ!」「……気球じゃないよな?」「…………」

 アメリカ海軍のパイロットが絶叫しながら撮影した不審な飛行物体の映像を、米国防総省が初めて公開して、世界中で話題になったのは、今年4月のことだ。

 だが、当時、番記者から感想を聞かれた河野太郎防衛相は、「正直に言うと、私はUFOを信じてはいない」として、米国防総省が公開した映像についても「米国から真意や分析を聞きたい」とするに留まっていた。ところが、その後も世界各地でUFOの目撃情報が相次ぎ、先日、グアムで行われたのエスパー米国防長官との会談の中でUFOについての話題が上がったことで、9月8日に会見した河野氏は、「詳細について、つまびらかに申し上げるのは差し控えたいと思いますが、今後は日米で連携してUFOに対処していくことになった」と、今後は日米連携による「UFO対処」をする方針を明らかにした。

 さらに、河野氏は翌9日、自身のツイッターでテレビ朝日のニュースを引用し「“UFO”への対処方針 河野大臣『まもなくです』」とツイート。この話題は、夕方の「Live News it!」(フジテレビ系)でも取り上げられたが、

「番組では宇宙工学の専門家が『未確認飛行物体に遭遇した際の対処方法』について、『当然ですけれども、近づかない。落下してきたものがあったとしても、それには触らない。その上で、観測装置が未確認飛行物体に搭載されていて、偵察目的でそこに存在しているということはあり得る。(手を振るなど)積極的に自分の居場所を教えるといった行為が、場合によっては好ましくないこともあり得る』と解説したんですが、いまひとつピンとこなかったのか、加藤綾子キャスターは、戦々恐々として『近づかないって言われても、向こうが近づいてきたらもう終わりですよね』と、さも宇宙人との遭遇を想定したような発言をして、コメンテーターの別所哲也氏が『映画のETみたいな夢のある話だったり、ドラマとかの世界だったらいいですけどね。今の話を聞いていると、未確認飛行物体というのは、未確認軍事機密物体なのかもしれないですしね』と、加藤氏のコメントをフォローしていました」

 ところが、このニュースを受けSNS上には、

《UFOは未確認飛行物体。米国防総省が『謎の空中現象』として問題にしているのは、『UAP(未確認航空現象)』。宇宙人とは限らないんですけど……》《「向こうが近づいてきたらもう終わりですよね……」。だから情報収集して対処方針を出すんじゃないの?》といったツッコミコメントが続々。ただ、国家レベルで対処という事実に対し、未確認飛行物体の存在がより現実味を帯びてきたことで、《これだけ各国がUFOに対して明言し始めてると言うことは、攻撃や侵略等の明確な危険があるということ?》《あまり信じていないと述べていた河野大臣が米国国防省の長官と会談時にUFO関連情報を詳細に伝えられたことは間違いないようですね。呑気なことは言っていられないと理解したんでしょう》《きっと、衝撃的な内容だったに違いありません》とネットユーザーたちの関心は高まるばかり。

 はたして、河野大臣の口から“UFO”への対処方針について、どんな発言が飛び出すのか……。UFOファンには、しばらく眠れない日々が続きそうだ。

(灯倫太郎)

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