カトパンの愛称で親しまれている加藤綾子アナ(36)の電撃婚が明らかになった。女子アナ人生のスタートを切った古巣であり、現在も夕方のニュース番組で起用しているだけに、フジテレビとしては映像素材を使い放題!? とはいえ、VTRのチョイスに疑問符がついたようで、一部のファンからは反感を買っているようだ。
6月7日放送の「めざまし8」で先輩の加藤アナをベタ褒めしたのは永島優美アナ(29)。
「加藤さん料理上手なんです。お料理上手で…。私、お家に以前遊びに行かせてもらったときにパパっとなすのおひたしを作ってくださって、それがもうおいしくて今でも忘れられないんです」
同番組では、ていねいに書かれた直筆のメッセージを紹介しており、これには隣の谷原章介(48)も「字もきれいで料理も上手」と新婚の加藤アナを持ち上げていた。
番組では2008年入社当時の加藤アナの映像を公開。その半年後には女性アナウンサーのパンシリーズの「カトパン」の司会に抜擢されるなど、華々しいキャリアを紹介したのだが…。
「VTRでは、『取材の現場では体を張ったレポートも…』というナレーションとともに、局アナ時代の加藤アナが食レポで生きたタコを踊り喰いするというシーンが流れました。グニャグニャとうごめくタコの足を頬張ると、吸盤が加藤アナの唇にベタッと張り付き、苦悶の表情を浮かべていましたね」(テレビ誌ライター)
続けてオンエアされたのが、2013年5月に来日したトム・クルーズとの抱擁シーンだった。主演映画「オブリビオン」のPRイベントに登場したトム・クルーズは、他のファンが見守る中で、加藤アナと大胆にハグ。この秘蔵VTRには《ハグのおねだり》というテロップが流れていたことから、どうやら加藤アナからハグをリクエストしていたようだ。世界的スターとハグした後、赤面しながら「胸板が厚かった」とコメントする様子までオンエアされた。
「じつは当時、トム・クルーズにハグをおねだりするだけでなく、写メを撮っていたことも明るみになり、『公私混同』としてカトパンを批判するメディアもありました。果たしてハリウッドスターとのいわくつきの抱擁シーンが結婚を祝福するVTRにふさわしいのか…。多くの視聴者が疑問に感じたようで、《一般会社員の旦那さんが見たら胸クソ悪いだろうな》《フジの悪意しか感じない》《フジは祝福する気あるのか?》といった声があがっていました」(芸能ライター)
カトパンの秘蔵VTRはフジの専売特許だが、長年応援してきたファンとしてはもう少し内容を吟味してほしかったようだ。
(石川ともこ)