「皆さんに伝えたい」庄司の“コロナ動画”が非公開に!吉本の圧力に批判殺到

 お笑いコンビ・品川庄治の庄治智春が8月31日に自身のYouTubeチャンネルに「僕がコロナになって皆さんに伝えたいこと」と題した動画を公開したものの、公開から1時間も経たないうちに非公開設定とされた。庄治は自身のTwitterにて「吉本から連絡が来て一度非公開になります。すみません」と謝罪した後に「動画は非公開になる様な内容ではない事をお伝えしときます」とも投稿している。

 庄治は8月14日に新型コロナウイルス陽性と診断され、2週間の入院を経て29日に退院を報告した。8月上旬に出演したYouTubeの「軍団山本チャンネル」撮影後に相次いで出演者らの感染が発覚しており、庄治もそこで感染したと見られている。非公開となった動画は、感染時の症状や対応、その際の自身の心情などが詳しく語られており、削除される前に視聴することのできたファンからは《感染に注意しなきゃと身の引き締まるいい動画だった》《素直な意見や感想が良く伝わってきて応援しようと思った》《貴重な体験談、参考になった!ありがとうございます》と称賛コメントが相次いでいる。庄治自身が「非公開になる様な内容ではない」と説明していて、視聴者からの高評価も得ている動画を非公開にするように指示をした吉本に対し《事務所ストップの意味がわからない》《情報が少ない中で貴重な動画だったのに》《庄治さんと同世代だからコロナへの理解を深めるために見たかった…》《吉本がまたいらん圧力をかけた》と批判の声が挙がっている。

 一方で、《軍団山本クラスターの様子を見ているから、感染対策を怠ったくせに、もう動画を出して再生数稼ぎかよって思っちゃう》《コロナ感染について動画出すのは炎上系YouTuberと変わらない》《まだイメージ悪い、軍団山本のみんな、落ち度があったように思うからしばらく騒がないほうが良い》《これは吉本のタレントを守る神対応》といったように、吉本へ理解を示す声も挙がっている。

 しかしながら、クラスターの発生源となったYouTube「軍団山本チャンネル」の動画が吉本により削除されることとなった際には、吉本所属の加藤浩次や今田耕司ですら「クラスターの発生の様子がわかる貴重なサンプル」として発信するべきだと吉本対応を批判しており、世間でも吉本の“事なかれ主義”の対応に納得がいかないという人が多いようだ。

(浜野ふみ)

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