佐藤仁美の他にも!? スパイ疑惑の芸能人「綾瀬はるかは屈辱の肌着検査で…」

 海外では、その国によって習慣だけでなく、常識さえも異なる場合が多いが、そんな異国の地で突然、命の危険を感じるアクシデントに見舞われたら……。

 8月23日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」で、中国での恐怖体験を語ったのは、女優の佐藤仁美だ。佐藤は数年前、バラエティ番組のロケで中国を訪問。ロケを終え、スタッフと飲食店で打ち上げを終えてホテルに戻ると、そこに現れたのが中国の公安警察だったという。

「で、『何の撮影をしてたんだ?』「お前はスパイじゃないか?』と色々尋問されて……。なんか、スタッフが事前に撮影の許可を取っていなかったみたいなんですね。で、そこから公安と別室で5〜6時間もやりとりした」というのだが、佐藤は大の酒豪だったことが幸いしたようで…。

「打ち上げでベロベロになるまでお酒を飲んでいて、公安の人に『超怖いんだけど〜!』『なになに〜?』という感じで……今考えたら怖いけど酔っててよかった」と語り、スタジオを笑いに包んだ。

 たしかにシラフのとき、突然中国の公安が現れて、拘束されたらと考えると、その恐怖は計り知れないが、「実は海外で身柄を拘束された日本人タレントは佐藤だけじゃないんですよ」と語るのは、スポーツ紙の芸能担当記者だ。

「有名なのが綾瀬はるかで、彼女は06年に仕事で訪れたニュージーランドの空港で、セキュリティーチェックに引っ掛かり、6人ほどの空港職員に囲まれ別室に連れて行かれたことがあるそうです。これは出演映画『ハッピーフライト』(2008年公開)の試写イベントで明かしていますが、なんでも、空港には当日『アジア人女性の密売人が入国する』との情報があり、アジア人女性を中心に厳重体制がとられていたそう。そこで彼女が背中に貼っていたホッカイロが違法薬物だと誤認識され、結果、彼女はほぼ一日空港内に拘束されたといいますからね。当然、何か隠し持っていないかと、肌着の中まであらゆる箇所を調べられたでしょうから、相当な屈辱だったことは間違いありません」

 また、黒柳徹子もユニセフ親善大使として、1996年にボスニア・ヘルツェゴビナを訪れた際、バスの中でスパイ容疑をかけられ、地元警察に連行され拘束されたことを、テレビ朝日系「徹子の部屋」で告白している。

「ただ、これらのケースはすべて異国の地での話。ところが、実は出国前の成田空港で身柄を拘束されたタレントがいるんです。それが、間寛平なんです」(前出・芸能担当記者)

 ある年のこと。寛平と知人ら3人は、明石家さんまとオーストラリアで年末年始を過ごすため、伊丹空港からいったん成田空港を経由。ところが、空港で寿司店に入った寛平たちは、バッグを外に放置したまま3時間会食。不審に思った他の利用客が保安所に通報したことで、なんと爆弾処理班が出動する大騒動に発展してしまったというのだ。

「これは、明石家さんまがMBSラジオ『ヤングタウン土曜日』で明らかにしたエピソードなんですが、騒動はこれだけでは終わらず、寛平の知人が寿司屋で酒を飲み過ぎて泥酔状態で立てなくなり、結果、飛行機に乗れなくなり、一緒に酒の席に同席したとして寛平たちも搭乗を諦めて、1日遅れでさんまが待つオーストラリアに向かったという話です。爆弾騒ぎに続いて搭乗前の泥酔ですからね。おそらく空港側からは相当お灸をすえられたはずですが、”昭和のお上りさん”でもあるまいし、本当に困ったものです」(前出・芸能担当記者)

 武勇伝のネタで済んでよかった!?

(灯倫太郎)

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