最近すっかり認知されるようになった「パパ活」。金持ち男の道楽といったイメージだったが、コロナ禍で貧困女子が急増。グレードの高い女性が新規参入し、お付き合いに必要な“援助相場”もジワジワ下がり…などという噂も耳にする。
マッチングサイトという言葉が出始めた頃から、様々なツールを使って女性と交際してきたという、オンナ漁り歴20年以上のIT系企業のサラリーマン(都内在住・45歳)に、最新のパパ活事情について話を聞いた。
「昔から出会い系の落とし穴って決まってるんですよね。1つ目は、相手が法律や条例に引っかかる年齢じゃないか…という点。芸能人なんかは時々ニュースになるアレですね。僕も勤め先がわりと大きな有名企業なんで、そういうのは怖いですね。若い頃と違って失うものが大きい年齢ですし。2つ目は、美人局みたいのを避けるための、素性の部分ですね。そして、この2つと同じくらいに大切なのが見た目です。わざわざお金を払って会うわけですから、可愛くてタイプの女性と会いたいですよね。この条件をクリアするためのツールが、いわゆるパパ活アプリと呼ばれるものです。そのパパ活サイトなんですが、最近、革新的な機能が出てきて、その界隈では“パパ活革命”なんて声が上がっています」
余談だが、最近流行りの「パパ活アプリ」は無料のものが多いが、SNS上の評判を見る限り、3000円から5000円程度の有料会員になったほうが、出会える確率はグンとアップするのだそう。とはいえ、この会社員男性が言う「パパ活革命」とは聞き捨てならない…いったいどのような機能なのだろうか。
「なんで今までなかったんだろうと感じるような単純なものなんですが、女性のプロフィールに動画がついてるんです。『Love&(ラブアン)』ってアプリなんですけどね。プロフィールって長らく画像だったじゃないですか。あれ、最近は加工アプリが発達しすぎちゃって、誰でも可愛くなっちゃうんですよね。それに、動画だと、単純な見た目だけでなくて、話し方とか性格などもなんとなく伝わってきますしね。あと、僕なんかは声フェチなので、声が聞けるのはうれしいですね。まだ僕は試してませんが、コロナ自粛に合わせてオンラインで顔合わせできる機能も追加されたらしいですね。あと、身分証の提示が義務づけられてるので、年齢や素性の部分にも安心感があります。料金はそれなりにかかりますけど、僕みたいなハードユーザーからすれば、高いとは感じませんね」
コロナ禍によって、大人数での会食、合コンといった男女の出会いの場はかなり制限されつつある。それでも信頼できる疑似恋人がほしい…。そんな需要もあってパパ活市場は大盛況のようだが、アプリ利用の際は、トラブルを避けるためにも細心の注意を払ってほしい。
(オフィスキング)
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