「ちょいマック〜」はアドリブじゃない!? キムタク最新CMを叩くアンチの声

 その一挙手一投足が注目を浴びるのは、やはり人気者の宿命か……。

 1人で車を走らせる木村拓哉が「ドライブスルーでちょいマック〜」とノリノリで歌いながら、ドライブスルーへ入ったあと、「なんだ、この歌?」と苦笑いするマクドナルドのCMが、なにかと話題になっている。

 このCM「ちょいマック『ドライブスルーの歌』編」がスタートしたのは7月7日のことだが、SNS上にはさっそく、《キムタク、めちゃかわいい!》《一度聴いたら独特の歌が頭から離れない》《全力で“木村拓哉”をやってる感じがスゴい》といった声が上がる一方、

《あのクシャッとした顔がイラッとする。俺ってかっこいいし、ちょっとかわいいところもあるんだよ、と言っている気がする》《CMで寒イボ、鳥肌が立ったのは後にも先にもこれがはじめて。ちょっと不快かも!》《そういう設定なんだろうが、自分に酔ってる感がハンパない》と手厳しいコメントが続々。さらには、SMAP時代のメンバーにも触れ、《あれが中居くんだったら笑えるんだけどね(笑)。キムタクだと何故か恥ずかしくてチャンネル変えてしまう》《この人は自分で自分をプロデュースできないタイプ……5人の中で、敏腕の元マネージャーがいちばん必要だったのはこの人だったんじゃないかな》と言いたい放題のコメントも並ぶ。

「このCMは15秒と30秒のバージョンがあって、30秒バージョンには『スルー、スルー、スルーを〜、マックのドライブスルーを〜、ちょい、ちょい、ちょいマック、ちょいマックスルー』といった“前奏”が入っているんですが、ネット上では《この長尺版、さらに地獄だわ!》と、さんざんな言われようです」(ネットウォッチャー)

 と、そんな木村は26日、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組「木村拓哉Flow supported by GYAO!」(TOKYO FM)に出演。視聴者からの「あの鼻歌はアドリブ?」という質問に答え、「撮影の2日前くらいに移動車に乗り込むとデモCDが置いてあり、それがあの歌だった」と説明。絵コンテの最後には「なんだこの歌?」と自分でツッコミを入れるセリフも入っていて、アドリブではないものの「最後の部分だけは誰も聞いてないから声が高くなって『デカくなっちゃうんじゃないかな』と思ってああいう歌い方でやってみました」と撮影時の裏話を初公開した。

 とはいえ、SMAP解散時のゴタゴタから、ことあるごとに一部のアンチからバッシングを受け、ヒール感がぬぐえない木村。広告代理店関係者はこう語る。

「製作サイドとしては、今回のCMでも、かっこいい“キムタク感”を演出しているつもりなのでしょうが、天下のキムタクも今年で48歳。さすがに、若い頃のような立ち振る舞いをしても無理があるのは否めない。というか、そのギャップによって、逆におじさんっぽさがアピールされてしまったような感じすらあります。キムタクはマック商品のアンバサダーを務めているので、今後も様々なCMに登場する予定ですからね。また賛否の声が上がることは間違いないでしょう」

 木村は5月にインスタグラムのアカウントを開設したが、《いかにもSNSデビューしたおじさんって感じ》《絵文字を使うのが楽しくて仕方ない感じがもう中年だな》と、その“オヤジ化”の進行が指摘されているが、ともあれ、ファンもアンチもしばらくは今後の動向から目が離せない!?

(灯倫太郎)

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