歌手のT.M.Revolution・西川貴教(49)が25日に自身の公式Twitterを更新し「SNSやネットを開くと、どうしても胸が締め付けられるニュースや記事を目にしてしまうので、少しだけ更新を控えさせて頂いています」とSNSをしばらく休止すると宣言をした。ファンからは《無理しないでください》《元気になった西川さんの明るい話題を楽しみに待っています》と疲弊した様子の西川を気遣うコメントが殺到した。
この西川のSNS休止を受け、ネット上では意外にも「私もSNSに疲れた」と共感する声が多くあがっている。
《悲しいニュースが最近多すぎて疲れるの共感します。西川くんを見習ってSNS離れしようかな》《情報は欲しいけどそれと共に心無いコメントなども目に入るのがネットの辛さ》《コロナ禍でストレスが溜まっている人が多いのか過剰な叩きをよく見るようになって怖くなった》といった書き込みがあるように、コロナ禍の不安定な情勢の中で、SNSに次々と投稿される不満や他人への悪意などを見ることにストレスを感じている人が多くいるようだ。
実は、西川もまたSNSへの投稿によって、いわれのないバッシングを受けた一人だった。
「7月初めに、西川さんは地元・滋賀県で毎年9月に開催している野外大規模音楽フェス『イナズマロックフェス2020』の開催を発表しました。今回は時勢を鑑みて、オンラインでの開催という発表だったのですが、ニュースサイトやネット掲示板では『大規模フェス開催』という情報だけが一人歩きしてしまい、一部のネットユーザーから《フェスなんか開催して大規模クラスターになったらどうする》《今年はやめろ》《地元にファンを全国各地から集めるなんて今やったらダメでしょ》と、的外れな批判を受けることになってしまいました。そういった誹謗中傷の標的にされたことも、ネットやSNSに嫌気が差した一因ではないでしょうか」(芸能ライター)
コロナの流行という緊急事態の中で心が不安定になりがちな今、西川のように、あえてSNSから離れるというのも、自分を守るひとつの手段と言えるだろう。
(浜野ふみ)