宮城県が「UFO」に認定!謎の「白い飛行物体」はドイツから飛んできた!?

 宮城県上空に「白い飛行物体」が突如現れ、話題を呼んだのは6月17日のことだった。白い気球のような球体に、十字形の部品とふたつのプロペラがついている奇妙のもの。ネットを中心にあれこれと推測が飛び交うが、結局、正体がわからないまま太平洋上へと消えていった。

 7月に入り、同物体に関してまとめた宮城県の内部文書が発表され、同物体は「所有者・目的などは不明」と結論づけられた。行政の正式文書で未確認飛行物体(UFO)だと位置づけられたことになる。現在、最も有力と言われる白い物体の正体について、UFOや最新科学にも詳しいオカルト系編集プロダクションの代表者に話を聞いた。

「いまだに気象観測用気球(ラジオゾンデ)ではないかとの意見も見受けられますが、白い物体の直径は15メートル~30メートルと推定されています。せいぜい直径2メートルほどであるラジオゾンデの可能性はないかと思います。そして、この物体は飛行機の機内からも目撃されましたが、地上1万メートル上空を、最低でも十数時間ほぼ風に流されずに浮遊していました。そのような技術を持つ気象観測用気球は、私の知る限り存在しません。現在、最も有力なのが『成層圏プラットフォーム』だとする説です。通信や放送用の飛行船や飛行機のことですね。推進エネルギー源は太陽電池で、無人で1年以上の継続飛行が可能。アンテナ中継基地ですので、当然、定点滞空技術が搭載されています。実はかつて日本でも開発が進められていたのですが、諸事情で開発が頓挫した経緯があります」

 この成層圏プラットフォームに関しては、昨年、大手携帯電話会社が事業化計画を発表して話題になった。成層圏に無人飛行機を飛ばし、そこを基地局にして通信サービスを提供するプロジェクトだ。

「携帯会社が発表したプラットフォームは航空機型であり、今回の気球型との関連はなさそうです。気球型の成層圏プラットフォームとして有名なのは、2000年代初頭にドイツのカーゴリフタAG社が開発したCL75気球システムですね。まさに白い気球で、大きさも数十メートルあります。その後、カーゴリフタAG社はボーイング社と共同で成層圏プラットフォームの開発を進めています。近年では中国の大学や韓国の研究所にて成層圏プラットフォーム開発が盛んに行われています。韓国に対抗すべく北朝鮮でも開発が進められているという噂もあります。ドイツや近隣国で開発中の気球型成層圏プラットフォームが誤作動で日本へ浮遊してきた、という可能性はありますね」(前出・プロダクション代表者)

 いまだ謎に包まれる「白い物体」の正体。飛ばした覚えがあるのならば、そろそろ名乗りを上げていただきたいものだ。

(オフィスキング)

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