すでに沖縄では梅雨明けが発表されたが、暑い日が続きバテ気味の方も多いようだ。毎年この時期になると俄然食べたくなるのが、ざるそば。今までに「ざるそばを、値段を気にせず食べたいだけ食べてみたい」と思ったことはないだろうか。そんな願いが叶う「ざるそばの食べ放題」を紹介したい。
和食レストラン「とんでん」が関東店舗限定で開催するキャンペーンである。期間は、6月13日から9月26日までの毎週土曜日(8月15日&周年記念キャンペーンと日程が重なる場合は実施なし)。制限時間は60分。料金は、「ざるそば食べ放題」が880円(税別)で、「ざるそば+北海道そば食べ放題」が1080円(税別)となっている。そばは2種類とも北海道恵庭市の自社工場製だという。
昨年は、40食もたいらげた大食いの強者がいたという。一枚22円である!! どうせ行くなら、この記録を塗り替える気持ちで臨みたいものだ。そこで、どうしたらそばを効率よく、安全にたらふく食べられるか、「大食い大会」の記録を持つラーメン評論家にその“極意”を教えてもらった。
「ざるそばは、食べ放題の中ではかなり食べやすい部類です。熱くもなくのどごしがよいですから。似たようなわんこそばだと100杯いける人も何人か知っています。まずは下準備について。よく勘違いする方が多いのですが、朝から何もお腹に入れずに行くというのはNGです。胃が萎縮したままだと、途中でパタリと入らなくなります。スタート前にベルトを緩めておくことを忘れずに。お腹が締めつけられた状態だと、どうしても満腹感を覚えてしまいますからね。制限時間は60分とのことですが、食べ放題は食べはじめて脳の満腹中枢に信号が届く20分間が命です。20分間は一気に攻め、一息つくのはそれからにしましょう。咀嚼は満腹中枢を刺激しますから、最小限に。そしてラーメンでも同じですが、麺類系の大きな敵は麺よりも汁です。塩分が多いので、胃がもたれますしノドを傷める原因にもなるので、摂取する汁は最小限におさえること。また、味に変化を持たせるために、薬味はブレンドせずに1種ずつ入れて、適度に変えていくことも大切。飲み込むときになるべく空気を吸い込まないようにするため、鼻呼吸を基本にして、胃の周りをリラックスさせるためにも、腹式呼吸を心がけましょう」
食べ放題も、なかなか高度なテクニックが必要なようだ。コンディションを整えたうえで、絶対に無理のないように大食いにチャレンジしては?
(オフィスキング)
※ざるそばの写真はイメージです