中居の「焼肉弁当」だけじゃない!? 医療従事者を支援するブルガリ弁当の中身

 真偽は不明だが、あの中居くんならやりかねない!?

「どうやら元SMAPの中居正広が、医療従事者向けに大量の叙々苑弁当を差し入れしているそうです。あるSNSでは、ある医療従事者が5月14日付の投稿で、叙々苑の焼肉弁当が大量に差し入れされたことを報告。続けて、《あの!中居くんからだってよ!あの!中居正広からだよ!》と送り主を明かして感謝の気持ちを綴っています。また過去には中居の名前こそ出していないものの、《国民的アイドルの方から叙々苑焼肉弁当が届きました》との投稿もあり、複数の医療施設に中居が差し入れしているとの情報がかけめぐりました」(ITライター)

 現時点で中居本人が公式なコメントを発表していないため、中居が差し入れしたかどうかは確認できないが、これまで東日本大震災や熊本地震が発生した際には現地で炊き出しを行った過去があるだけに、おそらく中居によるものだろう。

 医療従事者への差し入れ弁当といえば、4月22日より「ブルガリジャパン」が始動した「ブルガリお弁当プロジェクト」が各方面で話題を呼んだ。ブルガリは、新型コロナウイルスの撲滅活動において早くから科学界、医学界に手厚い支援をしつづけている。イタリア国立感染症研究所へは“最先端3D顕微鏡”を提供し、イタリアやスイスの医療施設にはブルガリのフレグランス製造における専門知識を生かし、消毒用のハンドジェルを十万本単位で提供している。

「ブルガリのプロジェクトで提供される弁当は、同社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランシェフが手がけた本格的なもので、しっかりと栄養面にも配慮されています。すでに東京都立駒込病院の医療従事者へ180食ものお弁当が無償提供されたようです。このプロジェクトは緊急事態宣言期間中、週に2回のペースで行われ、5月11日には、ブルガリオンラインショップが利用される毎に、医療従事者へ無償提供されるお弁当が1つ追加されるという取り組みも発表されました」(経済誌ライター)

 気になるお弁当の中身だが、メニュー構成から調理を担当しているミシュランシェフ、ルカ・ファンティン氏はこうコメントしている。

「シンプルなイタリアンのメニューですが、私たちが常に大切にしている『季節』を感じて頂けるよう、栄養価も高い旬の食材を中心にメニューを構成しています。医療現場で働かれる多忙な皆様に、少しでも見た目と味で春という季節を感じ、心が和むひとときをお届けできればと願っています」

 すでにSNS上では《病院で働く親戚がブルガリ弁当を食べたようで絶賛していました》との書き込みも見られた。一方、医療従事者ではないブルガリ愛好家からは、《公式サイトでお弁当の写真を見たけど前菜からメインの料理がキレイにわけられてて美味しそう》《料理も素敵だけどリボンがついたお弁当箱の高級感!》、《普通に一般向けに販売もしてほしい》など、あこがれのブランド“ブルガリの味”に興味津々。一般の“庶民”は口にできないかもしれないが、国民的スーパースターや高級ブランドが、新型コロナウイルスと戦う医療従事者を元気づけているのは確かなようだ。

(浜野ふみ)

ライフ