「コロナ禍において、各局ともに情報番組の視聴率が底上げされ、さらに有名コメンテーターの一言一言に世間の関心が高まっている状況。“コロナの女王”と呼ばれる女性教授が頭角を現すなど、群雄割拠の様相は今後しばらく続くでしょう」(ワイドショー関係者)
そんな“戦国時代”のような状況下で、5月12日発売の「週刊女性」が、「好きな&嫌いなコメンテーター」と題してランキングを発表した。
それによると、好きな部門第1位は、弁護士で元大阪市長、元大阪府知事の橋下徹氏。2位はテレビ朝日報道局員の玉川徹氏。3位は教育評論家の尾木直樹氏。4位には公衆衛生学者の岡田晴恵白鴎大学教育学部教授。5位にジャーナリストのモーリー・ロバートソンという結果となった。
「好き部門の上位に共通するのは“わかりやすさ”ではないでしょうか。“いい”か“悪いか”をハッキリと言える人。そして、何よりも重要なのは、スペシャリストであるということです。橋下氏は、法律と政治に精通。玉川氏は、自身の取材力と経験値による分析。尾木氏も教育現場での経験が豊富。岡田教授は言わずもがなのスペシャリスト。感染症に関しては、児童にもわかりやすい本も多数発表しています。逆に嫌いの上位は、政治にも感染症にも長けてはいなかった人と言えるのかもしれません」(社会部記者)
結局、餅は餅屋ということなのだろう。
一方、嫌いな部門の上位には、前東京都知事の舛添要一氏や元プロ野球選手で野球解説者の張本勲氏、ジャガー横田の夫として知られるタレントで医学博士の木下博勝氏らが食い込んだ。
「張本さんはともかくとして、舛添前都知事は公用車を使って東京ドームで野球観戦をしたり、政治資金で漫画本を買ったりとやりたい放題でしたからね。木下医師についても、本人は真っ向から否定していますが、週刊誌で“パワハラ疑惑”が報じられたことで、『愛すべき恐妻家』で売ってきたキャラクターイメージが崩壊。とくに主婦層から総スカンをくった形です。一部メディアでは、高圧的ともとれる言動から、ユッキーナ、TKO木下、そして木下医師をひっくるめて“3大・木下”と揶揄する報道も見受けられました」(スポーツ紙デスク)
ハッキリとモノが言えるかどうかは、やはり潔白性が求められるのかもしれない。