太川の“不快指数”が蛭子超え!?「バス旅」で示したフルポン村上の「鈍感力」

 グダグダな言動でファンの支持を得た蛭子能収が「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」を引退してからはや4カ月。ついにその後継者となる“クズキャラ”が登場したといっていいだろう。4月8日放送の「ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅」(テレビ東京系)にお笑いコンビ・フルーツポンチの村上健志が出演。“クズっぷり”を存分に見せつけた。

 蛭子はバスの中で寝てしまうことがよくあったが、村上も同じ。何度も寝たり、あるいは寝そうになっている姿が映し出されている。

 また蛭子はバス旅の第7弾でパチンコ店に寄り、それが原因でバスに乗り遅れる大失態を演じているが、村上もそれに負けないミスをしている。上田駅近くのホテルに宿泊した翌日、村上はホテルの鍵を返すことなくバスに乗ってしまったのだ。

「これはとんでもないチョンボ。村上たちバスチームは鍵を返すため先に進めず、上田まで戻ってこないといけなくなりました。もし、バスチームが負けていたら、敗因はすべて村上にあるところでした。幸いにも勝利しましたが、負けていたら太川陽介がどれほど怒ったことか。実際、村上が鍵の返却を忘れたことを切り出した時、太川は“大人の対応”を示していましたが、その目は全く笑っていませんでしたね」(テレビ誌ライター)

 他にも太川を怒らせかねない言動を連発。食事のためにルートを変えたいとムチャな注文をしたり、道中で化粧水を買いたいとお願いしたことも。また、太川が寒空の下、必死にルート探しをしている最中、村上は温かいカフェの中でただ待っているだけだった。この「鈍感力」たるや…、視聴者はハラハラしっぱなしだろう。

 まるで「プチ蛭子」、いや太川の“不快指数”では「蛭子超え」の声もあがった村上だが、蛭子とは違う一面も見せた。地のものを食べず、カツ丼やオムライスばかり食べていた蛭子に対して、村上は名物を食べようと提案したのだ。その一方で、蛭子が得意としていたホテルの部屋探し交渉を嫌がるシーンも見受けられた。

「蛭子のような“グダグダ言動”に加えて村上らしさをうまく出せれば、今後も起用されるかもしれません。太川は蛭子と一緒にバス旅を卒業しましたが、新たなパートナーを探してバス旅を再開させるという話が根強くあり、今の『バスVS鉄道乗り継ぎ旅対決旅』はパートナー探しも兼ねていると言われています。村上がルイルイのお眼鏡にかなえば、お相手に起用される可能性もあります」(前出・テレビ誌ライター)

 フルポン村上健志と太川陽介が「バス旅コンビ」結成となれば、ファンは毎回ヒヤヒヤさせられそうだ。

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