コロナウイルス感染拡大の影響を受け、4月9日にスタートする予定だった石原さとみ主演のドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)の放送延期がすでに発表されているが、その理由は、撮影スケジュールに大幅な遅れが出たためだという。
「『アンサング・シンデレラ』は、薬剤師にスポットを当てた医療ドラマです。7日付の『スポーツニッポン』によると、同ドラマはコロナウイルスの拡大で、当初予定していた病院の使用を断られ、別の病院を探していたそう。それらの対応でクランクインも大幅に遅れ、放送スタートの延期が決まったようです」(テレビ誌記者)
また、フジによると放送日が決定するまでは、山崎賢人主演の医療ドラマ「グッド・ドクター」の再放送で対応するという。
そんな中、ネットでは「世間が見たい再放送ドラマを、投票で決めてほしい」といった声も相次いでいる。しかし、それを実施した場合、あの“巨大勢力”に占領される危険性があるという。
「投票が決まって歓喜するのは、ズバリ、主導権を握るであろうジャニヲタたちです。以前、オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)が、人気投票を行ったときのこと。最終結果は、1位・松本潤、2位・玉森裕太、4位・堂本光一、5位・櫻井翔、6位・大野智と、上位のほとんどが、特に人気エピソードでもないジャニタレ出演作で埋め尽くされ、『人でなく作品で選べよ!』という批判が殺到する事態となりました。そのため、もし各局が再放送希望ドラマを募ったとしても、今回も国内に200万人以上いると言われるジャニヲタたちの組織票にジャックされる可能性があります」(前出・テレビ誌記者)
最近も「#再放送希望ドラマ」というハッシュタグがSNSを騒がせたが、多くの投稿にジャニーズ出演作の名が挙がった。どうかテレビ局には、ジャニヲタの熱狂的な声に惑わされず、幅広い視聴者が望む過去の名作をセレクトしてほしいものだ。
※山崎賢斗の「崎」は正しくは「立さき」