お笑いコンビの平成ノブシコブシが3月19日に東京都内で開催された『タイムスリップTVer』のキャンペーンイベントに出席し、今年5月1日以降にコンビ名を変更しなくてはならない可能性について言及している。
新元号となる5月1日をもって、特許庁は新旧の元号を商標として利用することを一部で禁じる改訂を1月30日に施しており、“平成”ノブシコブシの吉村崇は「法律が出たんですよ。権利として(使用が)ダメだから。元号は使わないっていうのがあって。そうなると、平成ノブシコブシだけじゃなくて昭和のいるこいる師匠もダメになるかもしれない。ちょっと大変なんですよ」とコメント。続けて、「(平成の語を使い続けられるよう)ちょっと粘ってみますけど、オトナに怒られたらさすがに考えないといけないので」とも話し、コンビ名変更の危機に瀕していることを明かした。
「吉村の心配をよそに、ネット上では『コンビで出ないから支障ないだろ』『ノブコブはまぁいいとして企業や施設でも結構(元号を)使ってるところある』『明治が使えないならお菓子のmeijiはどうなっちゃうんだろ?そっちのが心配』といったコメントが寄せられ、しまいには『平泉成は?泉だけになっちゃう』『Hey!Say!JUMPは上手くやった』など、大喜利に近い投稿も出る始末。なお、新旧元号の商標利用禁止は今後新規で申請されるものに該当するものであり、俳優の平泉成も“泉”に改名させられることはありません」(テレビ誌ライター)
ネットでは「平成」や「昭和」「明治」を社名や屋号に使用している組織・団体名が列挙され、思わぬ議論に発展しているが、その中に「平成ノブシコブシ」の存続を心配する声がほぼ皆無だったのは気になるところだ…。
(木村慎吾)