広瀬すずもブーイングを食らうハメになった日テレの過剰な忖度ぶり

 いくら広瀬すずが人気女優だからといって、そこまで忖度する必要があるのだろうか? 3月24日放送の「ウチのガヤがすみません!春の2時間スペシャル」(日本テレビ系)の一場面に視聴者からのブーイングが続出したという。

 ゲスト出演の広瀬は“かなりヤバイ願望”として、ウチガヤ名物のビリビリマシンへの挑戦を表明。先日に同番組で見た電撃直撃シーンについて「本当かなぁ」と疑問を持っていたと語ったのである。

「ここで広瀬は50万ボルトの高圧電流を誇るテスラコイルに挑戦。まずは三四郎の小宮が電撃を体験して大騒ぎした後、広瀬もテスラコイルに近づきました。ここでMCの後藤輝基は『行かなくていいよ。行きたかったら行ってもいいけど』とはやしたて、視聴者も誰しもがそれをフリだと思ったはず。ところがいざ広瀬が3メートルほどの距離まで近づくと、いきなり後藤が『ちょっと待った!』と割って入り、広瀬を電撃が届く距離から退避させたのです。さらに『させねえよ!』と言いながら、広瀬のビリビリマシンチャレンジを強制終了させたのですから、緊張の面持ちだったスタジオのガヤ芸人たちからもシラケムードが伝わってきました」(テレビ誌ライター)

 さらにヒロミも「やるんだったらもっと軽いのがいいよ」と指示。広瀬は3万ボルトの“電流ビリビリ棒”に挑戦していたが、その衝撃度はぐっと下がっていたのである。

「もし広瀬がテスラコイルから空気中に放電される電撃に悶絶していたら、その体当たりぶりは大きく評価されたはず。しかし日テレでは広瀬や所属事務所に忖度したのか、挑戦そのものを中断させたのですからガッカリですね。広瀬が挑もうとした50万ボルトのテスラコイルは段違いの衝撃とはいえ、間宮祥太郎やよゐこ濱口優らもその電撃を受けています。広瀬にはぜひ女性第一号(りんごちゃんを除く)になってもらいたかったのですが…」(前出・テレビ誌ライター)

 テレビ局の忖度が、女優を守るどころかその評価を下げかねない事態となってしまうとは、なんとも皮肉なものだ。

(北野大知)

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